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小型で長時間駆動、パフォーマンスも大幅に向上した「Chromebook Duet Gen 9」購入

 初めて使用した時からそのパフォーマンスの高さに惹かれて、10年以上使い続けているChromebook愛好家の筆者ですが、先日また新しいChromebookとしてLenovoの「Chromebook Duet Gen 9」を購入しました。

Lenovoの「Chromebook Duet Gen 9」

 今回購入に至った経緯は、プロセッサにMediaTekの「Kompanio 838」を採用した点です。KompanioシリーズはChromebookやタブレット向けのプロセッサですが、最新モデルの838は前モデルのKompanio 500と比べてグラフィックパフォーマンスが最大76%、CPUで最大66%の高速化が謳われるなど性能が大幅に上がっている点が気になっていました。

 なお、Chromebook Duet 11はメモリ容量は基本スペックが4GBですが、Amazon.co.jp限定でメモリ容量8GBモデルも販売されています。筆者はタブをたくさん開くだけでなくビデオ会議などを行う機会も多いので、少しでも軽快に動作するよう8GBモデルを購入しました。

 実際の動作は期待以上で、パソコン感覚でブラウザのタブを何十個と開いてももたつきはなく、ビデオ会議も問題なくこなせます。実際の業務で1時間を超えるビデオ会議を行いましたが、ビデオ会議そのものはもちろん、同時に開いていたWebサイトの閲覧やドキュメントの編集も、動作の重たさを感じることなく使えました。

Octane 2.0 Plusのベンチマーク結果。以前に使っていたSnapdragon 7c搭載の「[HP Chromebook x2 11]」よりも倍近い結果に

 スペック以外にも細かな点で使いやすさが図られています。背面のカバーは斜めに折り曲げる形状になっており、横置きだけでなく縦置きも対応。カバーには同梱のマグネット内蔵のUSI タッチペンを取り付けられます。

 内蔵型のペンに比べるとぶつかったときに落ちるなど紛失の可能性はあるのですが、そのぶんサイズも大きくて握りやすく、普段は背面に設置しておけばいいので重宝します。

背面カバーは斜めに折り曲がる
縦置きにも対応

 USB Type-Cポートは2つ搭載、さらに一般的には横並びになることが多いポートがこの製品では本体横と本体上部に1つずつ搭載されています。ケーブルやアダプタを装着する際の干渉を防げるだけでなく、縦置き時には横のUSB Type-Cポートを使うといった切り替えが可能です。

USB Type-Cは側面に1ポート
本体上部にも1ポート

 11インチクラスの小型サイズでパソコン相当の作業を長時間こなせる上にAndroidアプリも動作するChromebookは筆者にとって唯一無二の存在。

 Chromebook Duet Gen 9はKompanio 838を搭載したことでパフォーマンスも大幅に向上し、とても使いやすくなりました。メインのPCとは別に持ち歩くサブ端末としてとても気に入っています。

Amazonで購入