みんなのケータイ

親のケータイの料金プラン変更でハマりかけた件

【らくらくホン F-01M】

 私の親は、NTTドコモのケータイ「らくらくホン F-01M」を使っています。そのケータイの料金プランは、以前のモデルの時から「ケータイプラン2」と、国内通話かけ放題となる「かけ放題オプション」を組み合わせていました。月額料金は、2019年9月30日以前より利用していましたので、ケータイプラン2が1507円、かけ放題オプションが1870円で、ユニバーサルサービス料などを加えてトータル3380円でした。

 なぜかけ放題オプションを契約していたのかというと、私の親は電話好きで、1時間近い長電話をすることが多かったからです。その頻度は週に2~3回ほどありましたから、それならかけ放題オプションを契約していた方が間違いなくリーズナブルだったのです。ですので、F-01Mの先代となる「らくらくホン ベーシック4 F-01G」の頃からこの契約を続けていました。

 しかし、ここ数年は長時間通話の頻度が減って、かけ放題オプションが無駄になることも多くなっていました。また、今はケータイプランよりも安いプランも登場しています。そこで、料金プランを見直すことにしました。

親が使っているNTTドコモの「らくらくホン F-01M」の料金プランを変更することに
もともとの料金プランは、前機種から「ケータイプラン2」と「かけ放題オプション」を利用していたので、月額料金は3380円かかっていた

 まず料金プランです。親はらくらくホンを通話にしか使わず、メール送受信やWebアクセスを一切行いませんので、データ通信量は不要です。そこで、irumoの0.5GBプランを選択。

 次にかけ放題オプションです。こちらは、電話をかける頻度によって変わってきますが、このところはかかってきた電話で長時間通話することはあっても、親が電話をかけることがほとんどない状況でした。そのため、irumoの音声通話オプションは、まずは契約せずに様子を見ることにしました。

 これによって、それまで3380円かかっていた月額料金が、553円にまで圧縮できます。音声通話オプションを省いているので、通話の頻度で料金は上がりますが、それでも現在の親の使い方なら、以前の料金を超えることはないだろう、という判断でした。

irumoの0.5GBプランに変更し、音声通話オプションも追加しなければ、月額料金は553円に圧縮

 というわけで、料金プランの変更をはじめたのですが、そこで大きな壁にぶつかりました。

 料金プランの変更は、F-01Mを使って行おうとしたのですが、途中で2段階認証用セキュリティコードの入力が必要となりました。しかし、SMSで届いたセキュリティコードを読むためにWebブラウザを終了させると、セッションが終了してしまい、SMSに届いたセキュリティコードを確認してもセキュリティコードの入力画面に戻れません。

 結局、F-01MにはWebブラウザのセッションを終了させることなくSMSを読みに行く方法がないと判断し、これは完全に詰んだ、と途方に暮れたのでした。

 そんな中、ふと、そういえばF-01MのSIMをスマホに入れてやればいいんじゃね、という考えが思い浮かびました。そして、F-01MからSIMを抜き取り、手持ちのスマホに装着することで、無事プラン変更が行えました。

F-01MでMy docomoにアクセスし料金プランを変更しようとしたが、2段階認証でSMSで届くセキュリティコードを入力しようとするとブラウザのセッションが切れ、どうやっても入力できず途方に暮れた……
結局その時は、F-01MからSIMを抜き、手持ちのスマホに装着してプラン変更を行った

 実はその後いろいろ調べてみると、F-01Mでは音量の[+]ボタン長押しでタスクマネージャを起動すれば、Webブラウザのセッションを終了させることなくSMSを確認できることがわかりました。実際に試してみましたが、確かにタスクを切り替えて作業できることを確認しました。

あとで調べてみると、F-01Mでは側面の音量[+]ボタン長押しでタスクマネージャを起動してタスクを切り替えられることが判明
実際に試してみたが、ブラウザのセッションを終了させることなくSMSを読めることが確認できた

 つまり、当初プラン変更でハマりかけたのは、F-01Mの操作方法について詳しく調べなかった筆者に問題があったわけです。読者のみなさんも、もし同様の作業が必要になった場合には、F-01Mのタスクマネージャ機能を思い出してください。まあ、F-01Mで作業するぐらいなら、SIMを抜いてスマホで作業したほうが操作性も含めて圧倒的に簡単ですけどね。