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キーボード付きのFire HD最新モデル「Fire HD 10 Plus」購入

【Fire HD 10 Plus】

 Amazonのタブレット「Fire HD」の最新モデル、Fire HD 10 Plus第11世代を購入しました。Amazonの履歴を見たところ、前回購入したのは2016年モデルの第6世代だったので、5年ぶり5世代ぶりのFire HDということになります。

 購入の履歴は、今回新たにラインアップされたキーボード付きモデル。外出先でさっと作業できる小型のPCが好きだということもあり、キーボードに対応したFire HDがどれくらい使いやすくなったのか、というのを試したいという理由で購入しました。

Fire HD 10 Plusとキーボードがセットになったエッセンシャルセット
キーボードを外すといつものFire HDタブレットに

 購入してみてのファーストインプレッションは、Fire HDタブレットとしてはすばらしいものの、キーボード付きの作業PCとしては期待しすぎたかな、という感想です。

 せっかくキーボード対応になったものの、Fire HDは利用できるアプリがAmazonアプリストアで提供されているものに限定されているため、好きなアプリが使えるわけではありません。仕事目的ではビデオ会議アプリは充実しているものの、SlackやGoogleドキュメント系が利用できないのが一番大きな課題でした。

 また、キーボードはかなり癖があり、Escキーがない、日本語配列なのにEnterキーが小さい、左下がCtrlキーではなくFnキー、という配列に加えて、「ん」を入力するのに「n」を2回押す必要がある、というのが個人的には使いにくいポイントでした。

ひと癖あるキーボード配列

 キーボードはBluetooth接続のため、本体に装着できるメリットをのぞけば他社製のキーボードでもかわりはありません。使い勝手を考えると、自分の使いやすい配列のキーボードを併用した方がよさそうです。それでも「ん」の入力は変わりませんが……。

 Fire HDの特徴であるAmazonコンテンツの連携は充実しており、映画や音楽を楽しむのには便利。また、子ども向けコンテンツが充実していたり、スマートスピーカーとして使える機能なども搭載しています。次回以降はFire HDのエンタメ利用を中心に、いろいろと便利で楽しい使い方を考えていきたいと思います。