「Pixel 5」の天体撮影モードでタイムラプスに挑戦してみた

　6月、グーグルのスマートフォン「Pixel」シリーズの新機能として、天体撮影モードでタイムラプス動画を撮影できるようになりました。あれから約1カ月、ようやく今回、ご近所にある川の河川敷を訪れて撮影にチャレンジしてみたのです。

　Pixelシリーズの天体撮影モードは、三脚に据え付けるなど、端末を静止させて数秒経つとONになるモードです。その名の通り、星空を撮影するのに適した機能です。これまでは静止画のみ撮影できましたが、6月の機能アップデートで、約3分撮影して写真1枚と、1秒の動画を記録できるようになったのです。

同じものをGIFに

　パッと見はよくわかりませんが、高精細な状況で見てみると、夜空に浮かぶ満天の星が、きらめいている様子がよくわかります。もちろん、もっと人里離れた山中のほうが、もっともっと鮮やかな星空になるのかもしれません。でも、首都圏で、自宅から歩いてすぐの場所で、こんなふうに撮影できるのは、本当に驚きだし、お手軽です。

同じものをGIFに

　ちょっと移動して、川をまたぐ電線の近くで撮影してみたものを見返したら……わずか1秒の間に、なにやらサッ！　と動くものが！　すわ流星か？　とも思うのですが、約3分の撮影結果が1秒にまとめられた……と考えると、写り込んでいたのは1分ほどでしょうか。ISSかなあ？　とも思ったのですが、その頃、ISSは通過していないことが判明。日付が変わる手前の真夜中でしたが……なんてことを思い巡らすことができるほど、Pixel 5の天体撮影でのタイムラプス、わずか1秒ながらしっかりと楽しめる機能になっています。

こんなふうに撮影

　密を避けつつ、お外で楽しむ。そんなときの相棒として、Pixelの天体撮影はちょっとこの夏、あらためて注目していい機能かもしれません。ただひとつ、1秒よりも、もっと長く撮影できればいいのですが……。