特集:ケータイ Watch20周年

【今日は何の日?】2010年9月16日は、HTCの「Desire HD」が発表された日

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。

 2010年9月16日は、HTCがAndroidスマートフォン「Desire HD」などを発表した日です。

 Desire HDは、4.3インチディスプレイを備え、出荷時にはAndroid 2.2を搭載するスマートフォンでした。重量は146gでこの当時としては重い部類だったのではないでしょうか。この時代のHTCのスマートフォンは金属の材質を使うことが多く、独特の質感の良さを醸し出していたと思います。今のデザインもスタイリッシュで良いのですが、この時代のなんとなくイモいデザインも素敵でした。

左=Desire HD 右=Desire Z
U20 5GとDesire 20 Proもお願いします、HTCさん

 HTC独自のユーザーインターフェイス「HTC sense」も現在と比べるとこの時期のものが特に見た目にも個性が強かったですね。記事中にも「10秒で起動できるという体験含めて『HTC sense』だ」という旨がありますがこの時のHTC senseは実際、本当に起動が早くて助かりました。

 当時の記事ではほかにも、フルキーボードを搭載した「Desire Z」が紹介されています。こちらは日本では発売されませんでしたが、キーボード付きということで当時、気になっていた存在です。どちらの機種もそうですが、まだベゼルが残っていて、正面から見てもどこのなんの端末かわかるのが良いですね。