レビュー
ソニー「Xperia 1 IV」クイックレビュー
2022年5月27日 10:27
ソニーのAndroidスマートフォン「Xperia」シリーズの最新機種「Xperia 1 IV」(エクスペリア ワン マークフォー)がまもなく発売される。国内キャリアからは、NTTドコモ(19万872円)、au(19万2930円)、ソフトバンク(19万9440円)から、6月3日に発売される。
今回は、「Xperia 1 IV」(ソフトバンク版)の実機をあらためてご紹介する。
本体外観
本体の大きさは約165×71×8.2mm、重さは約187g。ディスプレイは6.5インチOLED(有機EL)ディスプレイを備える。
先代モデルの「Xperia 1 III」から大きさや重さに大きな変化はないが、SIMスロットの位置(下側面に移動)とGoogleアシスタントキーの撤廃がなされている。
カメラ機能
アウトカメラは、85-125mmの望遠カメラ(F値2.3-2.8、12MP、1/3.5)と、24mmの広角カメラ(F値1.7、12MP、1/1.7)、16mmの超広角カメラ(F2.2、12MP、1/2.5)と3D iToFセンサーカメラの4眼構成。
望遠カメラは、先代機種の切り替え式と異なり、85-125mmの範囲で光学ズームが利用できる可変式望遠カメラを採用している。レンズ間と125mm以上のズームは、デジタルズームで寄ることができる。
写真撮影は「Photography Pro」アプリから行える。標準のカメラアプリとなっており、一般的なスマートフォンのカメラアプリに似たUIの「ベーシックモード」と本体右側面のシャッタースイッチでシャッターを切れるそのほかのモードが用意されている。
そのほかのモードには、シーンを判別して自動調整する「オートモード」や、プログラムオート、シャッタースピード優先モード、マニュアル露出モード、登録した設定を呼び出すモードが利用できる。
なお本稿の作例は、すべてオートモードで撮影している。また、試作機での撮影のため、発売までに調整が加えられる可能性がある。
また、動画撮影には「Videography Pro」アプリが新しく登場し、レンズ間でもスムーズにズームイン/アウトしながら動画撮影できる機能などを備えている。先代モデルから引き続き、映画撮影などに使える「Cinema Pro」も利用できる。
主な仕様
- 機種名
- Xperia 1 IV
- サイズ
- 約71×165×8.2mm
- 重さ
- 約187g
- チップセット
- Snapdragon 8 Gen 1
- メモリー
- 12GB
- ストレージ
- 256GB
- ディスプレイ
- 約6.5インチ有機ELディスプレイ
- 解像度
- 4K、HDR、120Hz駆動
- アウトカメラ
- 16mm超広角(約1220万画素、F値2.2)+24mm広角(約1220万画素、F値1.7)+85mm-125mm望遠(約1220万画素、F値2.3-2.8)+3D iToFセンサー
- インカメラ
- 約1220万画素(F値2.0)
- バッテリー容量
- 5000mAh
- ワイヤレス充電
- 対応(Qi)
- Wi-Fi
- IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
- Bluetooth
- Bluetooth 5.2
- 防水・防塵
- IPX5/IPX8、IP6X
- ワンセグ/フルセグ
- 非搭載
- NFC/おサイフケータイ
- NFC、おサイフケータイ(FeliCa)対応
- 生体認証
- 指紋
対応バンド
- ドコモ
5G:n3、n41、n77、n78(3.5GHz、アップデートで対応)、n78(3.7GHz)、n79、n257
4G:B1、B3、B8、B18、B19、B21、B28、B41、B42 - au
5G:n3、n28、n77、n78(3.5GHz/3.7GHz)、n257
4G:B1、B3、B8、B11、B18、B19、B26、B28、B42 - ソフトバンク
5G:n3、n28、n77、n78、n257
4G:B1、B3、B8、B11、B18、B19、B28、B41、B42