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PayPay第1四半期決算の営業収益は1098億円で前年比+27%

 PayPayは31日、2027年3月期第1四半期決算(4月1日~6月30日)を発表した。

 営業収益は1097億8800万円(前年同期比+27%)、営業利益は298億6500万円(同+87%)、純利益は197億4900万円(同+83%)だった。また、同社が重視している調整後EBITDAは373億9500万円(同+59%)だった。

決済セグメント

 主な営業指標を見ると、決済セグメント全体の取扱高(GMV)は5.39兆円(同+22%)、PayPay残高は2.98兆円(同+18%)、PayPayクレジットは1.4兆円(同+29%)、PayPayカードは1.01兆円(同+27%)と堅調な推移を見せた。経済圏拡大による効果で自然成長しているといい、今後もこの流れは続くとみている。

 また、PayPayにおける月間取引ユーザー数(MTU)は、4170万人(同+10%)、PayPay決済回数は25億4400万回(同+17%)へ拡大した。取引ユーザーあたりの月間取扱高は、4万3261円(同+11%)となり、PayPay残高だけでなくPayPayクレジットやPayPayカードの利用が着実に拡大しているという。

 同社は、大規模キャンペーン「超PayPay祭」やソフトバンクの料金プランとの連携施策などにより、オンライン決済取扱高が前年比+44%となり、PayPayクレジットの取扱高の伸びが全体を牽引したとしている。

 なお、本人確認(eKYC)済みのユーザー数は4250万人となっている。

金融サービスセグメント

 一方、証券や銀行などを含む金融サービスセグメントの営業収益は225億円(同+44%)となった。PayPay銀行の預金残高は2兆3423億円(同+16%)、貸出残高は1兆3348億円(同+37%)だった。政策金利上昇に伴う有価証券などの金利収益も前年+78%となり、事業の成長と共に収益拡大に貢献した格好だ。

 金融サービスセグメントにおいては、6月にT&Dフィナンシャル生命保険の株式取得を発表している。生命保険の免許を取得することで、今後はライフステージ全体での商品提供を進めていくという。

通期業績予想を上方修正

 同社は、第1四半期の好調な業績を踏まえ、2027年3月期の通期連結業績予想を上方修正した。通期の営業収益は4650億~4730億円(前年同期比+22%~+24%)、調整後EBITDAは1490億~1550億円(同+37%~+43%)を見込む。

 あわせて、2026年9月30日に終了する第2四半期(7~9月期)の連結業績予想も公表された。営業収益は1140億~1160億円、調整後EBITDAは375億~395億円となる見通しだ。