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Netflix、広告つきプランは月間2.5億人以上が利用 さらに広告を強化へ
2026年5月14日 12:50
米ネットフリックス(Netflix)は、プレゼンテーションイベント「Netflix Upfront」を現地時間13日に開催した。ユーザー数の拡大状況や、広告つきプランの提供地域追加、AIを活用した新たな広告ソリューションなどを発表した。
広告つきプランは月間2億5000万人が利用
ネットフリックスによると、広告つきプランの月間アクティブ視聴者数は世界で2億5000万人以上で、そのうち80%以上が毎週習慣的に作品を視聴しているという。
サービスの利用状況を集計しているニールセンの調査によると、2025年のトップ10にランクインした作品数はNetflixが最も多く、2位の競合に対しておよそ5倍の実績だった。
広告の展開
スマホ向けに縦型広告を開始予定
高品質な広告枠創出の一環として、今年初めには「ビデオポッドキャスト」を始動し、モバイル向けに縦型動画の提供も開始する。日本では追って提供予定。
広告主向けにポッドキャストや縦型動画の新たな広告枠を用意し、2027年にはグローバルで利用可能となる予定。
公式ファンサイト向けの広告も提供拡大
また、公式ファンサイト「Tudum」で、ブランドパートナーシップによる広告掲載の機会を拡大する方針を示した。Tudumでは独占コンテンツや作品の振り返りといった情報が配信されており、毎月2400万回以上閲覧されているという。
AIを活用
ネットフリックスが開発と活用を進めてきたAIについて、さらに注力していく方針を示した。
昨年からは、ユーザーのお気に入りの映画やシリーズそのものや、その世界観と広告を融合させる取り組みにAIを活用している。この機能はすべての広告対応地域で年内に展開する予定。
現時点では、ブランドの目的に応じてメディアプランの設計や最適化を行うAIツールを提供しているほか、Netflixでの広告の管理や最適化、購入を担うAIエージェントのテストも進めている。また、AIの活用により、既存の広告素材を縦型動画広告やポーズ広告といった、サービス内のさまざまなフォーマットに合わせて最適化する。
広告機能の拡張と協業拡大
広告主がより高い成果を上げられるよう、「視聴者インサイトAPI」や「リーチカーブAPI」といった独自のプランニングツールを提供する。
また、ユーザーのプライバシーを保護しながら分析できる「データクリーンルーム」を通じて、Snowflakeやアマゾンウェブサービス、InfoSumといったパートナーと連携する。さらに、電通やHorizonなどとの協業や技術連携も拡大する。加えて、広告枠の購入をさらに簡単かつ効率的に行えるように改善を進める。
Netflixによる広告配信の成果
Netflixで広告を目にした人の44%は、地上波テレビや他のストリーミングサービスでは同じ広告を見ていないという。また、Netflixでのキャンペーンは「長期的なブランド構築」においてテレビ平均の約2倍の効果を示しているとした。
具体例として、ダヴと共同で展開した「ブリジャートン家」キャンペーンでは、消費者向け商品からカスタム広告までを組み合わせた施策により、新規購買者数が約60%増加した。
解禁作品
ネットフリックスは、新たな配信情報を解禁した。「The Retrievals(原題)」や「Myron Bolitar(原題)」、「Calabasas(原題)」、ニック・キャノンのドキュメンタリーシリーズ(タイトル未定)に加えて、NFLなども配信する。
- 「The Retrievals(原題)」
- 「Myron Bolitar(原題)」
- 「Calabasas(原題)」
- ニック・キャノンのドキュメンタリーシリーズ(タイトル未定)
- 「Grown Ups 3(原題)」
- 「A Matter of Time(原題)」
- 「The Westminster Dog Show(原題)」
- ロサンゼルス・ラムズ対サンフランシスコ・49ers
- (オーストラリアから生中継される初のレギュラーシーズン試合)
- グリーンベイ・パッカーズ対ロサンゼルス・ラムズ
- (サンクスギビング前夜)
- クリスマス当日の2試合
- 第18週の1試合
- 「NFL Honors」
- (2027年のスーパーボウルウィーク)
- 「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」ワールドコンサートツアー
- (2027年開催予定)



