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5万円台のゲーミングスマホ「nubia Neo 5 GT」、冷却ファン内蔵のミドルレンジを東雲はるがアピール

 ZTEジャパンは21日、nubiaブランドのゲーミングスマートフォン「nubia Neo 5 GT」を4月23日に発売すると発表した。価格は5万2800円。発売日以降、IIJmioのほかビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店、Amazon.co.jpや楽天市場、トレテク!ソフトバンクセレクションなどのECサイトで販売される。

 同社では、ゲーミングスマホブランドとして「REDMAGIC」があるが、同機はnubia Neoシリーズとして、ミドルレンジの性能に抑えながらも購入しやすい価格で提供される。

 発表会では、同社取締役副社長・モバイルターミナル事業部最高責任者の黄凱華氏と商品企画本部長の鄧鵬氏が製品を紹介。後半には、公式スペシャルサポーターとして就任する声優・舞台俳優の東雲はるが登壇し、同機の魅力をアピールした。

東雲はる

スペック

 まずは、同機のスペックを見ていこう。ミドルレンジのスマートフォンでありながら、長時間の安定駆動、ゲームプレイを支える機能などが備えられている。

 ディスプレイは、約6.8インチのAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載する。解像度は2720×1224で最大144Hzのリフレッシュレートをサポートする。

 チップセットは「MediaTek Dimensity 7400」(4nmチップ)を備えている。メモリーは8GB、ストレージは256GB。ストレージの容量を最大12GB分までメモリーの拡張に充てられる機能を備える。

 カメラは、背面に5000万画素のメインカメラと200万画素の深度カメラを、前面のディスプレイ上部(パンチホール)に1600万画素のフロントカメラを備える。

 バッテリー容量は6210mAh、最大55Wまでの急速充電と、バッテリーを介さず直接給電できるバイパス充電機能を備える。

 Wi-FiはWi-Fi 6E(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax、2.4G/5G/6G)に対応、BluetoothはVer 6.0をサポートする。

 大きさは75.8×163.6×8.4mm、重さは約200g。

主な仕様
機種名nubia Neo 5 GT
サイズ75.8×163.6×8.4mm
重さ約200g
チップセットMediaTek Dimensity 7400
メモリー8GB
ストレージ256GB
ディスプレイ約6.8インチAMOLED
解像度2720×1224、144Hz
アウトカメラ5000万画素(メイン)+200万画素(深度)
インカメラ1600万画素
バッテリー容量6210mAh
有線急速充電55W
Wi-FiWi-Fi 6E(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax、2.4G/5G/6G)
BluetoothBluetooth 6.0
5G対応バンドn1/n3/n28/n41/n77/n78(n41は海外のみ)
LTE対応バンドB1/2/3/4/7/8/18/19/26/28(FDD、B2/4/7は海外のみ)、B41/B42(TDD)
防水・防塵IPX4/IP6X
NFC/おサイフケータイNFC
SIMnanoSIM×2
生体認証指紋、顔

ゲーミングスマホならではの「冷却」「操作」性能

 商品企画本部長の鄧鵬氏は、ゲーミングスマホとして重要な冷却性能について、「冷却ファンの内蔵」を同機の大きな特徴として挙げる。通常、スマートフォンの処理性能は、本体の熱に左右され、長時間駆動し続けると、スマートフォン内部に熱を持つため、処理性能が低下してしまう。多くのスマートフォンでは、画面やバッテリーなど広い面積を持つモジュールに熱を逃がす設計をとっているが、同機では本体を空冷する冷却ファンを内蔵し、熱を逃がす仕組みを取り入れた。冷却関連部品の総面積は2万9508平方ミリメートルで、高い処理性能を持続させている。

商品企画本部長の鄧氏
冷却ファンの送風口

 ディスプレイのタッチサンプリングレートは550Hz、ハードウェアレイテンシーは5.5ms以下をサポート。本体の側面には、横持ちで両手の親指部分で押せる「ショルダートリガー」を備えており、画面上の任意の場所へのボタンとして割り当てられる。

ショルダートリガー

 ゲームをサポートする機能として、AIアシスタント「Demi AI Copilot 2.0」と各種設定を最適化できる「AI Game Space 5.0」を搭載する。

 「Demi AI Copilot 2.0」は、対応するゲームについて、場面をリアルタイムに分析してゲーム攻略をサポートするもの。対応ゲームはまだ少ないとのことだが、鄧氏は「日本ユーザーのフィードバックから対応ゲーム数は拡大していきたい」と話す。

 「AI Game Space 5.0」は、ゲームプレイ時のパフォーマンスを最大化するもので、ショルダートリガーなどゲームをサポートする設定や通知設定などを、ゲーム画面を閉じずに設定できる。

別売りのゲームパッド「nubia Gamepad 2」。購入者に先着でプレゼントするキャンペーンも実施される

東雲はる「どの層にも薦めやすい素敵な端末」

 発表会の後半では、声優・舞台俳優の東雲はるが登壇し、同機を使って実際にゲームをプレイするデモンストレーションが披露された。

 「長いときで8時間配信している」とゲーム配信もするという東雲は、実際に端末を手に取りプレイしていると「AI Game Space 5.0」について「アプリを別に開いたり、設定画面に戻ったりしなくても設定できるのがよい」と評価。端末の大きさについては「タブレットでゲームをする際、画面が大きい反面、手がつりそうなほど操作範囲が広くなってしまう。同機は、手のサイズに収まりながらも画面サイズが大きい」とプレイしやすいサイズ感をアピールする。

 10分程度ゲームをプレイしたが、端末の表面温度について「全然熱くなっていない」と東雲がコメント。鄧氏は「内蔵の冷却ファンで内部の熱を逃がすので、ゲームプレイ中もパフォーマンスが落ちにくい」とコメントする。

 東雲は、同機について「どの層にも薦めやすい素敵な端末。5万円台で買えるゲーミング端末はなかなかなく、快適なデバイスを買おうとすると高くなってしまう。ゲーム初心者も『Demi AI Copilot 2.0』からサポートが受けられるので、本格的にやっている方はもちろんサブ端末としても購入しやすい」と評価した。

REDMAGICブランドの技術を「手に取りやすい価格」で

黄副社長

 同社の黄副社長は、同機を「日本市場における新たなチャレンジ」とコメント。エントリーからハイエンドに至るまでさまざまな機種をラインアップし、日本市場での存在感を高めてきた中で、新たな領域としてゲーミングスマートフォンに裾野を広げると語る。

 すでに同社ではREDMAGICブランドでゲーミングスマホを展開している。黄氏は、REDMAGICでは「究極のパフォーマンスを実現し、プロゲーマーに届けていた」と説明。今回発売する「nubia Neo」シリーズでは「より多くのユーザーに“勝てる体験”を届けたいとの想いで開発。REDMAGICの技術を継承し、より手に取りやすい価格で提供し、誰もが手にできる端末に仕上げた」と胸を張る。すでにグローバルでは40以上の国と地域で展開されており、今回、満を持しての投入となる。

会場には日本未発売の「nubia Neo 5 GT Max」も

 発表会の会場には、今回の機種の別モデル「nubia Neo 5 GT Max」も展示されていた。約7.5インチの大画面で、デュアルスピーカーや7100mAhの大容量バッテリーを備えている。

nubia Neo 5 GT Maxとnubia Neo 5 GT

 日本での発売について鄧氏は「予定していない」としながらも、スライドには「計画中」とされており、日本での展開に含みを持たせていた。

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