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楽天モバイル、「衛星通信AI」提案がJAXAの宇宙戦略基金事業に採択
2026年2月16日 11:52
楽天モバイルは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙戦略基金事業における技術開発テーマに、自社の提案が採択されたと発表した。「次世代衛星通信AI」を開発し、衛星通信と地上ネットワークの統合運用や周波数共用技術の実証を目指す。
JAXAが公募した技術開発テーマは「衛星通信と地上ネットワークの統合運用の実現に向けた周波数共用技術等の開発・実証」。東京大学大学院工学系研究科中尾研究室が連携機関として参画する。研究開発に対する支援総額は最大110億円。
核となる「次世代衛星通信AI」は、AIを活用して衛星通信を管理・制御する機能。同一周波数帯を使用する低軌道衛星のダイレクト通信において、地上ネットワークとの干渉を回避しつつ、円滑な切り替えを図る技術の開発を進める。たとえば、エリアカバレッジ情報をもとにAIが衛星通信の停波や起動を自動制御するアプリケーションなどを実装する。災害時やユーザー移動に伴うハンドオーバー発生時でも、最適な通信環境を維持できる仕組みの構築を目指す。
実施期間は2026年3月~2031年3月末の予定。東京大学はRIC(RAN Intelligent Controller)アプリケーションの開発を担当する。
楽天モバイルは、今回のJAXA事業への採択を通じて衛星通信ネットワークの高度化を図り、より良いネットワークサービスの提供と日本の通信技術の発展につなげたい考え。
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