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OPPO、グーグルとの協業を強調 次世代「AIOS」開発に向けて

 OPPOは15日、北京で開催された「Google Cloud Export Summit」で、Google Cloudとの協業による次世代AIオペレーティングシステム(AIOS)開発のビジョンを明らかにした。

 OPPOの大規模モデルアルゴリズム責任者であるハオナン・ルー氏は、AIの本質はユーザーを理解することにあると述べた。Google Cloudとの協業で、ユーザーの行動を予測し、直感的な方法で支えるパートナーとしての発展を目指すという。

 モバイルデバイスの「情報の記憶」「情報の検索」「情報の予測」という3つの課題に対し、記憶を基盤としたAIOSによる対応を図る。

 情報の蓄積には「AIマインドスペース」が導入され、テキストや画像、音声から情報を整理するシステムの「第二の脳」として機能すると説明した。

Geminiの連携

 AIマインドスペースにはGoogleの生成AIモデル「Gemini」を搭載し、デバイス内の記録に基づいた回答の提供を図る。

 検索機能「AIサーチ」はGoogle Cloudと連携して自然言語理解能力が強化され、複数のアプリを横断したシームレスな情報検索が可能となる。また、「AIサジェスト」では、リアルタイムの利用状況と記憶データを組み合わせてユーザーの情報を更新し、適切なタイミングで提案を行う。

プライバシー保護

 データの機密性を確保するため、AIOSにはプライベートコンピューティングクラウド(PCC)アーキテクチャが導入される。これはGoogle Cloudの「コンフィデンシャルコンピューティング」を活用したシステムで、データを暗号化したまま活用できる。

 AI戦略は「New Computing」「New Perception」「New Ecosystem」の3つのコンセプトで構成され、オンデバイスコンピューティングや「PersonaX メモリー共生エンジン」、「Agent Matrixフレームワーク」といった技術で支えられる。

 OPPOは、オープンな協業を通じて、アプリの垣根を取り払ったインテリジェントサービスネットワークの構築を目指すとしている。