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「MUFGスタジアム」のリニューアルエリアが公開、多彩なグルメが楽しめる「スタナカ」やVIPルーム「LIMINAL SUITE」など
2026年3月17日 00:00
ジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント(JNSE)は16日、同社が運営を担う「MUFGスタジアム」(国立競技場)に新設される場内飲食エリア「スタナカ」と最上級ホスピタリティーエリア「LIMINAL SUITE」を報道陣に公開した。
どちらも4月から営業を開始する。
場内飲食エリア「スタナカ」
競技場内の飲食エリアがリニューアルされ、愛称「スタナカ」として装いも新たにサービスが開始される。「東京を象徴する、多彩なグルメがスタジアムのナカに集まる」をコンセプトに、既存の32店舗すべてが刷新され、さまざまなジャンルのものがラインアップされる。
たとえば、「Mikkeller Tokyo」では、デンマーク発のクラフトビールと、デンマーク風ホットドッグが提供される。ビールはさまざまな種類がラインアップされ、場内店舗ではドラフトビール(樽生)で提供される。
「居酒屋スタンド ジャンプ」では、名物のもつ焼きや焼き鳥など、街の居酒屋で提供されるメニューやオリジナルクラフトカレーが、「築地銀だこ」では、場内限定のたこ焼きなどが楽しめる。
このほかにも、スポーツ観戦中でも食べやすいキンパ(韓国風海苔巻き)が楽しめる「韓国屋台ハンサム」、さまざまなチュロスが楽しめる「STREET CHURROS」、子供が大好きなフライドポテトや唐揚げなど多彩なメニューを提供する「グリーンパル」などが用意されている。
営業時間などは、イベントによって異なる。なお、今後は地域のユーザーなどにも楽しんでもらえるよう、競技場が主催するイベントなどでの営業も検討していくという。
最上級ホスピタリティーエリア「LIMINAL SUITE」
競技場内に、全53室のVIPルームが設置される。
「LIMINAL SUITE」は、個人事業主や法人を対象にしたスイートルーム。大企業の接待利用から小規模な法人、ベンチャー企業などさまざまなユースケースに対応すべく、5つのルームタイプを用意している。
また、VIPルームの利用前後に利用できる専用ラウンジも用意されている。イベントが開催されない日は、VIPルームを契約する企業などが発表会など独自のイベントを開催できるようになっている(別料金)。
担当者によると、ランクの高いエリアを中心に、引き合いが多く、一部のエリアでは仮予約を含めるとすべての部屋が満室になっているという。
VIPルームのなかには、競技場のグラウンドと同じ階層に設置されているものもある。部屋から競技やイベントの模様を直接観ることはできないが、グラウンドに面した専用ラウンジを用意している。サッカーやラグビーなどの競技では、選手と同じ目線で迫力ある観戦体験ができる。
共創プロジェクト「KOKURiTSU NEXT」
これらの取り組みは、共創プロジェクト「KOKURiTSU NEXT」の一環で実施されたもの。
「KOKURiTSU NEXT」は、1月から新呼称「MUFGスタジアム」となったことにあわせて、競技場を「競技の場」だけでなく、 文化や経済、地域、社会とつながる未来型スタジアムへと進化させていく取り組み。
16日に開催された記念式典には、スポーツ庁長官の河合純一氏も駆けつけ、「子供たちの憧れの場所、世界とつながる場所としての役割があるとともに、地域や文化の発信、防災の拠点といったさまざまな役割を担っている場所だ」とコメント。日本スポーツ協会会長の遠藤利明氏や東京都知事の小池百合子氏も、スポーツだけでなく文化や地域活性化の拠点としての役割を担うことに大きく期待したいと話した。
運営会社JNSEの竹内晃治社長は、競技場を「イベントを観る場所」から「さまざまな新しい価値が生まれ続ける場所」に進化させることと、「KOKURiTSU NEXT」の意義を説明する。今後の取り組みとして、たとえばドコモのデータ分析などを活用し競技場運営を継続的に改善し続けるとし、体験価値の向上だけでなく、地域との連携や未来を担う次世代の育成、イノベーションへの取り組みを進めるとした。
先述の飲食エリアとVIPエリアの新設には、合計約90億円の費用を投じているとのこと。今後、競技場をどう運営していくかは、運営会社だけでなく地域やイベントを主催するスポーツ団体、音楽団体、パートナー企業などと一緒に設計したいと竹内氏は話し、式典の出席者に「ぜひ一緒に設計させて欲しい」と呼びかけた。





















