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アップルが「AirPods Max 2」発表、iPhoneカメラをリモート操作 約9万円

 アップル(Apple)は、オーバーイヤー型ヘッドフォンの新モデル「AirPods Max 2」を発表した。

 H2チップを搭載することでアクティブノイズキャンセリング(ANC)性能が向上したほか、USB-C接続によるロスレス再生や「Apple Intelligence」を活用した新機能が追加されている。

 3月25日に予約受付が開始され、4月上旬に発売される。価格は8万9800円。

H2チップ搭載でANC性能が最大1.5倍に向上

 「AirPods Max 2」では、各イヤーカップに、同社独自の「H2」チップを搭載する。

 また、新しいコンピュテーショナルオーディオアルゴリズムにより、飛行機のエンジン音や通勤時の騒音をさらに低減。

 これらにより、前世代と比較して最大1.5倍効果的なANCを実現した。

 外部音取り込みモードも最適化され、周囲の状況をより自然な感覚で把握できるようになった。

USB-C接続によるロスレスオーディオ対応

 音響面では、新しいハイダイナミックレンジアンプと専用ドライバーの組み合わせにより、低音から高音まで原音に忠実な再現性を追求した。

 付属のUSB-Cケーブルで接続することで、24ビット48kHzのロスレスオーディオ再生に対応する。超低レイテンシーでの再生が可能なため、Logic Proなどの音楽制作アプリを使用するクリエイターや、レスポンスを重視するゲーマーのニーズにも応える設計となっている。

「Apple Intelligence」によるインテリジェンス機能

 新たに導入されたインテリジェンス機能では、周囲の環境に合わせてANCレベルを自動調整する「適応型オーディオ」や、ユーザーが話し始めると自動でコンテンツの音量を下げる「会話感知」に対応した。

 さらに、Apple Intelligenceのパワーを活用した「ライブ翻訳」機能が登場し、対面での異言語コミュニケーションをサポートする。

 通話中に周囲の雑音を遮断して声を優先的に拾う「声を分離」機能も利用可能だ。

操作性の拡張とクリエイティブ機能

 Digital Crownの操作系が拡張され、1回押すことでメディアの再生・一時停止だけでなく、iPhoneやiPadのカメラを離れた場所から操作できる「カメラリモート」機能が追加された。

 Siriへの応答では、首を縦に振ることで「はい」、横に振ることで「いいえ」の意思表示ができ、声を出さずに通知の管理や着信応答が可能となっている。

 また、コンテンツ制作向けにスタジオ品質の音声録音機能も搭載された。

デザインとバッテリー性能

 カラーバリエーションはミッドナイト、スターライト、オレンジ、パープル、ブルーの5色展開となる。

 バッテリー駆動時間は、ANCを有効にした状態で最大20時間の連続再生が可能だ。Smart Caseに収納することで超低電力状態に切り替わり、充電を長持ちできる。