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JR九州、26年4月からタッチ決済を本格導入
2025年12月12日 16:51
JR九州は、クレジットカードのタッチ決済による自動改札機の入出場を2026年4月1日に正式導入する。
2022年7月に実験として利用できるようになっていたクレジットカードでのタッチ決済は、本格導入に伴い、対象となるエリアが変更される。鹿児島地区の指宿枕崎線および大分地区の日豊本線・久大本線での利用が2026年3月31日で終了し、4月1日からは鹿児島本線の門司港駅~久留米駅の49駅と香椎線の西戸崎駅~宇美駅の16駅で利用可能になる。
さらに、秋頃までに福北ゆたか線の折尾駅~博多駅の27駅、若松線の若松駅~折尾駅の6駅を加え、線区別で重複する駅を除き全92駅で対応する予定。
対応するカードブランドは、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。
入場時および出場時にタッチ決済対応カードや、カードが設定されたスマートフォンなどを自動改札機や専用端末にかざすと列車を利用できる。
タッチ決済の利用履歴は、Q-mobeのWebサイトで会員登録すると確認できる。JR九州のタッチ決済は、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を利用している。


