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「Apple Fitness+」、26年初頭に日本でも開始
2025年12月9日 11:42
アップルは、フィットネス・ウェルネスサービス「Apple Fitness+」(アップルフィットネスプラス)を、2026年初頭に日本でも提供する。米国での料金は、月額9.99ドルまたは年額79.99ドルで、最大5人の家族と共有できる。
Apple Fitness+は、Apple Watchの測定値をiPhone、iPad、Apple TVの画面上にリアルタイムで表示しながら、トレーナーによるワークアウト映像を見て運動ができるサブスクリプションサービス。これまで日本では利用できなかったが、2026年初頭ごろにも提供されることが決定した。
日本での展開にあたり、28人のトレーナーの実際の声に基づいた生成AIによる「デジタル翻訳音声」で、ワークアウトやメディテーション(瞑想)が日本語で楽しめるようになる。字幕も利用できる。
また、ワークアウト中の音楽ジャンルとして、新たにKPOPに加え、JPOPも追加される。ワークアウトの種類は、筋力トレーニング、ヨガ、HIIT(高強度インターバルトレーニング)、ピラティス、ダンス、サイクリング、キックボクシング、メディテーションなど12種類が用意され、5分~45分のエピソードが視聴可能となる。
今回の発表では、日本を含む28の国と地域への拡大がアナウンスされた。チリや香港、シンガポールなど一部の地域では12月15日に提供が始まる。ユーザーは「カスタムプラン」機能を使用することで、自分の好み(アクティビティの種類、時間、トレーナー、音楽)に合わせた、パーソナライズされたスケジュールを自動作成することもできる。
サービスを利用するには、iOS 16.1以降を搭載するiPhone 8以降のiPhone、watchOS 7.2以降を搭載するApple Watch Series 3以降が必要となる。


