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メルカリ、“商品すり替え”などトラブル時の回収センター開設

 メルカリは、不正利用の防止や補償の拡大などユーザーサポートを強化する方針を発表した。

 同社では「お客さまサポートの体制強化」「お客さまへの補償の拡大」「不正利用社の排除」の3点を打ち出している。メルカリをめぐっては、一部報道で発送した商品の中身を抜き取られて返送されたり、発送した商品とは異なるものが返送されたりした被害が明らかになった。

 メルカリでは、新たに「商品回収センター」を開設。すり替え品や模造品などを回収し、商品画像・説明と照合し調査する。eKYCなどを用いた本人確認不正な補償受取への対応や正しく利用するユーザーへの補償を明記した。また、本人確認の対象を拡大することや不正の可能性がある取引監視を徹底するとしている。警察などとも連携を強化し、今後は不正を検知するAIの構築やアカウント通報機能の強化を予定している。

 トラブルを抱えた場合は、ヘルプセンターから問い合わせるように呼びかけている。「調査や手続きにお時間をいただく可能性がございますが、 順次対応・回答させていただきます」としている。