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メルカリ・メルペイの不正利用を防ぎ、早期に発見するには?

 メルカリは、メルカリと決済サービスのメルペイで不正利用を防ぐための対策や、身に覚えのない利用があった際の対応方法を案内し、利用者に注意喚起を促している。

メルカリ、不正利用に注意喚起

身に覚えのない利用を見つけるには?

 メルペイおよびメルカードは、アプリでの通知およびメールアドレス宛に、メルペイの支払いに関するメールを送信している。メルペイを利用した直後に通知が行われるため、通知の内容をチェックしておけば、身に覚えのない決済があった場合でもすぐに気付くことができる。

 設定は、アプリ内のマイページ>設定>お知らせ・機能設定から、プッシュ通知およびメール通知の「メルペイ利用に伴う通知」で有効にできる。ただし、コード決済はアプリでの通知・支払いに関するメールの送付は行っていない。

 このほか、メルペイの利用状況はアプリのマイページ>毎月のご利用状況を選択すると、利用履歴を確認できる。メルペイには、iD、コード決済、ネット決済、バーチャルカード、メルカードなど多様な決済手段があるが、どの決済手段で支払ったのかも一目で確認できる。

身に覚えのない決済を見つけたら?

 メルペイで身に覚えのない決済を見つけたら、メルカリアプリ>支払い>カード券面をスライド>メルカード>JCBマークよりメルカードを利用停止にする。また、バーチャルカードを利用停止にする場合は、メルカリアプリ>支払い>カード券面部分をスライド>バーチャルカード>カード情報の画面下部にある利用を停止したい場合>カード決済を停止するをONにする。

 さらに、身に覚えのない端末からのログイン履歴を「マイページ」>「個人情報設定」>「ログイン履歴」より確認し、身に覚えのない端末のログアウトを行う。

 決済通知や利用履歴に心当たりがない履歴が確認された場合、メルカリのお問い合わせページにある「お問い合わせはこちら」のリンクを選び、事務局への連絡を行うように呼びかけている。

 メルカリでは、不正利用の事実が確認できた場合には不正利用の対象分について補償を行うという。

メルカリ・メルペイのセキュリティ対策

 メルカリ・メルペイでは、セキュリティ対策として専門スタッフおよびシステムによる24時間365日のモニタリング、不正の可能性が高いと判断したアカウントの利用制限、フィッシングサイトの早期検出および閉鎖依頼などを実施している。

 さらに、近年は不正被害が多様化・増加しているため、新たな認証強化やセキュリティ強化にも取り組むという。