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鹿児島県志布志市とKDDIが連携協定、DX推進を目指す

 鹿児島県志布志市とKDDIは、行政DXを目的とした「包括連携に関する協定」を締結した。

左から志布志市長 下平 晴行、KDDIビジネス事業本部 ビジネスデザイン本部副本部長 高木 秀悟

 デジタル技術を活用した市民サービスの向上や情報格差の是正、地域活性化などを推進するねらい。

 また11月1日から、KDDIの専門人財1人が、志布志市に派遣される。自治体職員とともに、行政手続きのデジタル化や自治体職員・教職員の働き方改革などに取り組むという。

 志布志市では、加速する社会情勢の変遷に対して柔軟かつ機動的に対応することを目指しており、地域課題の解決と魅力向上に向け、老朽化した公共施設の保守点検や志布志市の強みである農林水産業の振興などに取り組んでいる。

 KDDIは、自治体職員の業務生産性向上や市民サービスの利便性向上が期待できる自治体DXを推進しているほか、社内人財育成機関である「KDDI DX University」を2020年に設立し、DX人財の育成にも力を入れている。今回の志布志市との取り組みをロールモデルとして、今後も各自治体と連携し自治体DXへの取り組みを続ける。