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iPadOS 18、手書きで計算できる「計算メモ」が登場――筆算も関数にも対応

 アップル(Apple)の開発者向けイベント「WWDC24」で、iPad向けの次世代プラットフォーム「iPadOS 18」に、計算機アプリと手書きのメモを自動で計算する「計算メモ(Math Notes)」が搭載されることが発表された。

 計算機アプリでは、iOS内の計算機アプリのようなデザインで、大画面ならではのユーザーインターフェイス(UI)や単位計算などをサポート。

手書きメモでそのまま計算できる「計算メモ」

 計算メモでは、ユーザーがApple Pencilでメモした計算式をiPadが認識して、自動で計算し、結果をメモに反映させる。計算式は、1行のものから分数計算、三角関数などに対応。数式の一部を消去し新たな数字を入力すると、その数字を反映させた計算結果に書き換わる。

 また、表計算ソフトのように、数値の一覧の合計を計算させることができたり、変数を使った数式の計算もサポートする。同じメモに、数式と「x=100、A=30°」といった変数をメモしておくと、変数を書き換えると数式の結果に反映されたり、別の変数を算出できたりする。

 関数の数式では、グラフを自動生成でき、スケールの調整なども簡単に行える。