ニュース

iOS 18とiPadOS 18のパブリックベータ版登場

 アップル(Apple)は、iPhoneとiPadのオペレーティングシステム(OS)「iOS 18」と「iPadOS 18」のパブリックベータ版を公開した。開発者向けのバージョンで、一般ユーザー向けの正式版は今秋公開される。

 「iOS 18」の対象機種は、2018年9月に発売された「iPhone XS」以降の機種。「iPadOS 18」の対象機種は、iPad Pro(M4)、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)、11インチiPad Pro(第1世代以降)、iPad Air(M2)、iPad Air(第3世代以降)、iPad(第7世代以降)、iPad mini(第5世代以降)。どちらも無料でアップデートできる。

 「iOS 18」では、ホーム画面のカスタマイズ性が向上し、アプリやウィジェットの位置を自由に変更できるようになったり、アイコンのカラーを任意の色に変更できたりする。また、コントロールセンターの改善や、メッセージアプリ「Messages」や「メール」アプリの機能拡充、RCS(Rich Communication Services)メッセージをサポートする。

 「iPadOS 18」では、新たに計算機アプリが登場。iOSの計算機アプリのように計算できるほか、手書きのメモに書かれた数式や筆算をiPadが認識し、自動で計算してくれたり、関数のグラフを自動で生成してくれたりする「計算メモ(Math Notes)」機能が利用できる。

「計算メモ(Math Notes)」機能