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シャープ「AQUOS wish4」発表――デザイン一新、高い耐久性など気兼ねない1台に
2024年5月8日 11:00
シャープは、Androidスマートフォン「AQUOS wish4」を7月上旬以降に発売する。日本のほか、台湾とシンガポールでも順次展開される。
同社の「AQUOSシリーズ」ではベーシックモデルに位置づけられる「AQUOS wish4」では、高い耐久性や5000mAhの大容量バッテリーの搭載、独自の画質エンジンを搭載した約5010万画素の高画素カメラの採用など、初めてのスマートフォンでも安心して気兼ねなく利用できる機能や性能が備わっている。
「MIL-STD-810H」準拠の耐衝撃性能
「AQUOS wish4」のディスプレイには約6.6インチの液晶ディスプレイが搭載されている。コンクリート路面上の落下想定試験をクリアした強化ガラスが採用されており、万一の落下時にも割れにくい性能を持っている。
また、本体は米国国防省の調達基準「MIL-STD-810H」に準拠しており、防水防塵性能のサポートや高温/低温環境での駆動やハンドソープ洗浄、アルコール除菌シートでの拭き取りに対応している。
独自の画質エンジン搭載の高画質カメラ
本体のカメラは、背面に約5010万画素のメインカメラ、前面に約800万画素のインカメラを搭載している。
同社独自の画質エンジン「ProPix lite」を搭載するほか、メインカメラは先代モデルの「AQUOS Wish3」比で約31%集光量が増加しているため、夜景撮影やポートレート撮影などでより美しい写真の撮影体験ができる。
カメラアプリでは、被写体やシーンに合わせて撮影モードを自動で切り替える「AIオート」や、暗所でもすばやくピントを合わせる位相差AF機能を搭載。また、シャッターボタンを画面内で自由に移動させられる「フローティングシャッター」機能を備えており、インカメラでの撮影などさまざまな撮影シーンをサポートする。
初めてのスマホでも安心できる機能
初めてスマートフォンを持つ子供やシニア世代向けの機能も備わっている。
子供向けには、スマートフォンの使いすぎを抑制できる「Googleファミリーリンク」に対応した「ジュニアモード」を搭載。
シニア世代向けには、画面の文字を大きくできる「かんたんモード」の搭載や、電話帳未登録の番号からの着信時に、自動音声で名前と用件を確認する迷惑電話対策機能をサポートする。
また、バッテリー容量は、AQUOS Wishシリーズ最大の5000mAhを搭載。たとえば、1日1時間の使用頻度であれば、1回のフル充電で1週間使用できる。
環境に配慮した原材料とmiyake design監修デザイン
本体筐体の素材は、再生プラスチック材を約60%使用されている。サイドキーの部分は、再生アルミ材を100%使用するなど、環境に配慮した製品作りがなされている。
また、本体デザインは、デザイナーの三宅一成氏が設立した「miyake design」が監修。カメラの囲いに自由曲線が採用された“シンプルさと存在感を併せ持つデザイン”だという。
主な仕様
チップセットは「MediaTek Dimensity 700」、メモリーは4GB、ストレージは64GBを搭載。
ディスプレイは約6.6インチ(720×1612)の液晶ディスプレイ。
カメラは、背面に約5010万画素(F値1.8、79°、25mm相当)のメインカメラ、前面に約800万画素(F値2.0、78°、26mm相当)のインカメラを備えている。
Wi-FiはIEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.3をサポート。
バッテリー容量は5000mAh、防水防塵性能は、IPX5、IPX8、IP6X、耐衝撃性能はMIL-STD-810Hに対応。
生体認証は指紋と顔(マスク対応)、おサイフケータイ(FeliCa)とNFC機能に対応する。
本体カラーは、ブルーとホワイト、ブラックをラインアップする。
なお、サイズや重さは測定中としている。