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「povo2.0 データ専用」が登場、基本料0円でデータトッピング

 KDDIは、オンライン専用料金ブランド「povo2.0」でデータ通信専用となる「povo2.0 データ専用」を発表した。基本料は0円で、データ通信をしたい場合は、別途「トッピング」を購入する。

 「povo2.0 データ専用」は、その名の通り、データ通信に特化した料金プラン。従来の「povo2.0」は音声通話対応だが、「povo2.0 データ専用」は音声通話が利用できず、SMSや海外ローミングにも非対応。またプラスチックのSIMカードは用意されず、eSIMのみが提供される。また、他社からの乗り換えはできない。契約できるのは18歳以上。

 データ通信専用となるため、いわゆる本人確認が不要となる。また、申し込む際には、認証のためSMSを受信できるようにする場面があり、別回線のスマートフォンなどが必要。eSIM対応のスマートフォンやタブレット、連絡先のメールアドレスと電話番号、支払い方法(クレジットカード/Paidy)があれば契約できる。

 データ容量が0GBの場合、最大128kbpsで通信できる。

 オプションとなるトッピングは、これまでのpovo2.0で用意されている、国内向けに提供されているものをすべて利用できる。たとえば、24時間使い放題(330円)や、1GB/7日間(390円)、20GB/30日間(2700円などが利用できる。ただし、契約を申し込む際は、24時間使い放題か、0.3GBで有効期間が365日間というトッピングのどちらかを選ぶ。

通常のトッピング
種類料金
データ使い放題(24時間)330円
データ追加1GB(7日間)390円
データ追加3GB(30日間)990円
データ追加20GB(30日間)2,700円
データ追加60GB(90日間)6,490円
データ追加150GB(180日間)12,980円