KDDI／ソフトバンク／楽天の3社が「NTT法見直しの意見表明」、本日14時30分からライブ配信

KDDI／ソフトバンク／楽天モバイルの各社代表らが「『NTT法の見直しに関する意見表明』の記者発表」を実施

　KDDIは、同社公式X（旧Twitter）アカウントで、本日4日14時30分から「『NTT法の見直しに関する意見表明』の記者発表」を実施すると発表した。同時刻からYouTubeでもライブ配信される。

　記者発表には、KDDI 代表取締役社長 CEOの髙橋 誠氏と、ソフトバンク 代表取締役社長 CEOの宮川 潤一氏、楽天モバイル 代表取締役会長の三木谷 浩史氏、日本ケーブルテレビ連盟 専務理事の村田 太一氏が登壇する。

　NTT法の見直しを巡っては、経済安全保障や国際競争力強化の支障となるなど「NTT法は結果的に廃止になる」と主張するNTT（持株）に対し、NTTのみが保有している設備などによる公正競争環境の維持や議論期間の短さなどから「NTT法廃止に反対（見直しには賛成）」とするKDDI／ソフトバンク／楽天モバイル側で意見が分かれている。

　両者は、10月19日同時刻にそれぞれで記者会見を実施しているほか、KDDI／ソフトバンク／楽天モバイルの各社代表の個人X（旧Twitter）アカウントで自身の認識を投稿し、これをNTTの企業公式アカウントが反応し応戦するなど、議論が活発化している。

　一方、12月に入って「自民党のプロジェクトチームがNTT法を廃止する提言をまとめた」と報じられており、今回の会見では、KDDI／ソフトバンク／楽天モバイルに加え、全国のケーブルテレビを束ねる連盟からも意見を表明するものと見られる。