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OPPO、フラッグシップスマホに「Snapdragon 8 Gen 3」搭載へ

 OPPOは、同社の次世代フラッグシップスマートフォンについて、クアルコムの新チップセット「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載することを発表した。最初に「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載するスマートフォンのひとつになるという。

 4nmプロセスのSnapdragon 8 Gen 3のKryo CPUは、Primeコア×1(最大3.3 GHz)+パフォーマンスコア×5(最大3.2GHz)+高効率コア×2(最大2.3GHz)のオクタコア構成。「Arm Cortex-X4」を搭載する。GPUは、アップグレードされたという「Adreno GPU」を備える。

Snapdragon 8 Gen 3によるモバイルレイトレーシング

 OPPOとクアルコムは、レイトレーシングエンジン「PhysRay Engine 2.0」を最適化するために長年協力してきた。Snapdragon 8 Gen 3と最新のSnapdragon Elite Gamingにより、ゲームにおける反射やテールライトなどの視覚効果が大幅に向上し、複雑で詳細なグラフィックを高フレームレートで実行できる。

 両社は、Mythical Gamesが開発したレーシングゲーム「Nitro Nation World Tour」においてレイトレーシングを試験しており、これはOPPOとしては初めてのレイトレーシング実装だという。

OPPOとクアルコムの提携

 OPPOとクアルコムの協力は、スマートフォンやウェアラブル端末など多岐に渡る。OPPOは、OPPO Find X6 Pro、OPPO Find N2、OPPO Reno10などのスマートフォンや、OPPO Watch 4 Proのようなウェアラブル端末にクアルコム製品を搭載してきた。OPPOはこれからもクアルコムをはじめとした業界のリーダーと提携し、先進的な技術や製品を開発していくという。