YouTube、視聴履歴オフで「おすすめ動画」を非表示に

　グーグル（Google）は、動画配信サービス「YouTube」について、視聴履歴をオフにすると、ホーム画面におすすめ動画が表示されないよう順次変更すると発表した。今後、数カ月をかけて展開される。

　YouTubeでは、ユーザーの視聴履歴に基づいておすすめ動画をサービスのホーム画面に表示している。一方、この視聴履歴を消去したり履歴を残さない設定にすることもできるため、今回これらのユーザー向けに、最適なインターフェイスを提供するかたちとなる。

　おすすめ動画が表示されないホーム画面では、検索バーと左のガイドメニューは引き続き表示され、検索がしやすくなったり、登録チャンネルやトピックタブを探しやすくなったりする。

　グーグルでは、今回の取り組みについて、視聴履歴に基づいたおすすめ動画機能が、YouTubeのどの機能によって提供されているかを明瞭にすることや、おすすめ動画の提案よりも検索して探すことを好むユーザーにとって、より合理的なインターフェイスにするためと説明している。

　なお、今回の機能は、YouTubeの視聴履歴のオン／オフによって切り替えられる。