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信頼できる医療情報を、YouTubeの取り組みが個人の医療従事者へ拡大へ

 グーグル(Google)は、動画配信プラットフォーム「YouTube」において、医療従事者からの信頼できる情報発信だとわかるように表示される取り組み「YouTubeヘルス」を、個人の医療従事者にも拡充させると発表した。29日から参加する医療従事者を募集している。

 「YouTubeヘルス」の取り組みでは、信頼できる情報源の動画に「医療/健康に関する情報源を提供するパネル」を表示。また、検索結果画面でも「医療/健康に関する情報セクション」でハイライト表示される。

パネル(左)と情報セクション(右)

 これにより、動画を視聴するユーザーに、オンラインでたどり着く医療情報や健康情報について、どれが信頼できる情報かを簡単に判断できるようになる。

 これまでは、医療関係の教育機関や公衆衛生機関、病院、政府機関などが参加していたが、今回は医療従事者としての免許や資格をもつ個人にも参加対象を拡大する。参加には、免許や資格の証明のほか、医学団体や機関のガイドラインの遵守やYouTubeチャンネルの状態などの条件を満たす必要がある。