iOS版Chromeに新機能が追加、住所検出や翻訳機能など

　Googleは、iOS向けのWebブラウザー「Chrome」の最新版で住所検出や翻訳機能の改善など4つの機能追加を行った。

Chrome上で地図を確認

　ChromeはAIを使ってWebサイト上の住所を検出し、検出された住所を長押しすると、Chrome内でミニGoogleマップを表示する。これにより、Chromeで確認した住所を検索する際、マップアプリに切り替える必要がなくなる。

簡単に予定を作成

　アプリを切り替えたり、手動で情報をコピーすることなく、Chromeで直接Googleカレンダーのイベントを作成できる。検出された日付を長押しし、Googleカレンダーに追加するオプションを選択するだけで、Chromeが自動的にカレンダーイベントを作成し、時間、場所、説明などの重要な詳細を入力する。

翻訳精度の向上

　AIモデルの改良に伴い、ChromeはWebサイトの言語を検出し、翻訳を提案する能力が向上した。また、ページの特定の部分を翻訳できるようになった。

Google Lens

　iOS版ではWebサイト上の画像を長押しすることでGoogle Lensを使用できる。今後数カ月以内に内蔵カメラや、カメラロールにある写真からGoogle Lensを使用できるようになる。