ニュース

アプリ開発競技会「SPAJAM」東京予選の最優秀賞が決定

 モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は、アプリ開発の競技会「スマートフォンアプリジャム(SPAJAM)2022」の東京予選を10月1日、2日の2日間にわたり開催し、本選に出場する最優秀賞の受賞チームを発表した。

 東京予選では「天気」をテーマに、7チームが約24時間でアプリを開発するハッカソンを開催。最優秀賞を獲得したのは、チーム「ゲーミング温泉」によるアプリ「今日、天気いいっすね。」。

最優秀賞を獲得したチーム「ゲーミング温泉」(チームメンバー:永田篤矢、鈴木大志、金垣葵、杉田あゆ美)

 「今日、天気いいっすね。」は、対面での会話の導入とその展開をサポートするアプリ。天気という話しやすい話題から会話が始まるように、「今日、天気いいっすね」というキーワードをトリガーにアプリが起動し、会話の単語数に応じて会話の温度感ゲージが増減する。会話が続かないとゲージが減ってしまい、ゲームオーバーになってしまう。

 広く知られた課題とテーマを違和感なくつなぎ合わせた点や、Azure Speech to Text を音声認識に使用するなど、アプリに搭載する機能を過不足なく作り上げた技術力などが高く評価されたという。

 最優秀賞の受賞チームは、11月19日に開催される本選への出場権を獲得する。また、全国で行われる予選で優秀賞を獲得したチームの中からも、最大3組が本選に進出できる。