スタパ齋藤のApple野郎

Macのフォルダに好きな画像を貼れる!アイコン作成アプリ「Image2icon」使ってみた

 Macのフォルダに好みの画像を貼りたい! と思ったら、その用途にジャストマッチなアプリがあった。「Image2icon」(https://img2icnsapp.com)だ。

アイコン作成アプリ「Image2icon」の表示例。無料で使えるMac用アプリだが、やや高度な機能や多くのアイコン・テンプレートを使う場合はアプリ内課金が必要になる。料金は1,500円で買い切り。
画像をドロップし、次いで画像を貼りたいフォルダをドロップすると、画像入りフォルダが自動作成される(ドロップ元のフォルダに画像が貼られる)。画像の配置位置も選択でき、フォルダ全体を画像にすることもできる。
背景を透明にした画像を使うと、このようなフォルダを作成できる。

 あ~ら楽しい♪ そしてメチャ簡単に使える。けっこう昔からある「ド定番のアプリ」らしく、さすが洗練された機能性と使用感という感じ。

 なぜ画像入りのフォルダをつくる? 楽しいから? 目的はナニ? って感じだが、じつはけっこー切実な必要性があるからだ。

 たとえば俺の場合、猫に関する連載記事「猫がたり」(https://pet-happy.jp/category/nekogatari/)を書いている。ここ数年は地域猫を取材っていうか、外で生活している猫の写真を撮ったりして、それを記事化している。そうしていると意外なほど地域猫とお近づきになれて、記事に使うための猫写真も増えていく。猫と仲良しになると猫の写真も撮り放題となり、すごーい枚数の猫写真がたまっていく。

 ただ、それぞれの地域猫の猫種も名前もわからないので、撮った地域猫の分類がなかなか大変。俺ルールの適当な名前を付けて、それぞれの猫を分類していくが……結局、撮った猫の数が増えると、名前別のフォルダに仕分けしたとしても、「えっと、ハチワレちゃん? ってどの猫だっけ?」みたいに、俺ルールの計画性のなさが露呈して猫検索に時間がかかる。で、その名前のフォルダを開いて写真を見ると「あぁ?あの猫か!」とやっと思い出す感じ。

 そうしているうちに「フォルダに猫の顔や体の写真が貼ってあったらすぐわかる」「あいまいな俺ルール名前を手がかりにせず、猫写真がフォルダになっていれば一発で思い出せる」と考えた。フォルダのアイコンの上に各種地域猫の写真が貼ってあれば、中身の写真もすぐ思い出せるというわけだ。

 そこで、そうしてみた。最初は手動でやったものの、けっこう手間がかって挫折した。だが前出の「Image2icon」を使ったら画像とフォルダを順にドラッグ&ドロップするだけで完了。手動の256倍速いぜぇ?ッ!!! とフォルダへの画像貼りをガンガン進めているのだ。

実際に使っているものとは違うが、こんな感じでそれぞれの猫をフォルダで分類している。またフォルダ名は猫の名前などとし、フォルダには猫の写真が貼られているので、フォルダ一覧をザッと眺めれば猫の名前でも画像でも目的の猫を「一望する程度で見つけられる」ようになった。
macOSレベルで画像入りフォルダが扱われるので、画像ブラウザなどからフォルダを見ても画像入りフォルダとして見える。このスクリーンショットはAdobe Bridgeの表示。

 この方法、すでにやっている人も多いと思うがさておき、画像を扱う用途全般に有効だと思う。とくに画像の種類と枚数が多い場合に効果的。

 まあ、より効率的に目的の画像などを検索するためにタグを細かく設定するような方法もあるわけだが、大量の画像のタグ付けって意外なほど時間がかかる。視覚と記憶と脳味噌の凄い検索能力に頼って画像を探すほうが効率がイイんじゃないかな、とか思ったりする。

 ともあれ、単純明快に「このフォルダにはこういう画像が入ってますよ?」を示せる、フォルダへの画像貼付。やってみると便利でありかつ実用的なので、けっこうオススメ。前出のアイコン作成アプリ「Image2icon」を使うと超手軽でもあるので、さらにオススメである。

「Image2icon」を使わなくても「フォルダ内容の可視化」はある程度可能だが……

 前出のアイコン作成アプリ「Image2icon」を使わなくても、フォルダ内にナニが入っているかをある程度可視化することはできる。

 たとえばmacOSの基本機能を使えば「Image2icon」に近いことができる。具体的には「任意の絵や写真をフォルダやファイルのアイコンにする」といったことが可能だ。その方法は以下の記事にまとめている。

(リンク)
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapaapple/1356590.html

これはWebページへのショートカットファイル(.weblocファイル)を写真のアイコンにしていく様子。ファイルを右クリックして「情報を見る」を選び、ファイルの「情報ウィンドウ」を開く。情報ウィンドウはcommand+I(アイ)や、画面左上アプリケーションメニューの「ファイル」>「情報を見る」でも開ける。
情報ウィンドウが開くので、左上にある小さなアイコンマークをクリックしてアクティブにする。その状態で画像をドラッグ&ドロップしたり、クリップボード上の画像をペーストしたりすれば、好みの画像をファイルのアイコンにできる。
オリジナルの画像がアイコンとなったファイルやフォルダは、普通のファイルやフォルダと同様に扱える。

 アプリなどを含むファイル全般やフォルダの多くを、わりと簡単な方法で「好みの画像のものに変更」できる。

 のだが、フォルダを画像アイコンに変えてしまうと混乱を招きがち。というのは「あの特徴的なフォルダのカタチ」ではなくなってしまうからだ。あの特徴的なフォルダ形状を残すには、フォルダアイコン画像の上に好みの写真を合成してソレをフォルダアイコンとして使うというメンドクサい手順が要る。

 具体的には、フォルダのスクリーンショット取得→背景を透明化→フォルダの上に好みの写真を貼る(合成する)→完成した画像をフォルダのアイコンとして登録する、という手順。メンドクサそうでしょ?? メンドクサイっす!

 そんなコトまでしないで、やはりmacOSの機能を使ってカスタマイズして、フォルダの中身がより直感的にわかるようにする方法もある。フォルダの色分けや記号/絵文字の貼り付けだ。方法はMacユーザーガイド「Macでフォルダやファイルの外観をカスタマイズする」(https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mchlp2313/mac)に簡潔に説明されている。

たとえばこんなフォルダをmacOS標準の機能で「見分けやすく」してみる。
ファインダーでフォルダを選んだらウィンドウ右上の「…」アイコンをクリックし、表示されたメニューから色付きの●をクリックする。クリックした色がフォルダの色になる。付けた色をなくすには、再度その色をクリックしてチェックマークを外せばいい。
このようにフォルダに色を付けられる。この色は本来はタグを視覚的に見つけやすくしているもので、ひとつのフォルダに対して複数のタグ(色)を付けられる。ただし実際にフォルダ色となるのは最後に付けたタグの色となる。
さらにフォルダに記号や絵文字を貼ることもできる。上記の色付けとほぼ同様の手順で「フォルダをカスタマイズ」を選ぶ。
フォルダアイコンの上に記号をひとつ貼ることができる。
絵文字も貼ることができる。

 macOS標準の機能で、フォルダをより「グラフィカルに把握しやすく」できる。記号や絵文字は幅広いカテゴリーを網羅しているが、ひとつのカテゴリーにおける種類が少ない。

 なので、猫だけを掘り下げて分類するような用途にはあまり向かなかったりする。浅く広い分類には便利なmacOS標準機能だが、狭く深い分類にはほとんど利用できないというイメージだ。

 というわけで、現在の俺は「Image2icon」多用中。画面いっぱいにファインダーウィンドウを展開し、フォルダーに貼られた写真でファイルを探していくのは疲れなくてイイ。

 ただ、まだ全部のフォルダーに画像を貼っているわけではないので、徐々にこの「フォルダーアイコン上の絵や写真を見てファイルを探していける環境」を構築してゆきたいッ!!!

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。