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温泉ハッカソン「SPAJAM2022」、第6回予選の最優秀賞が決定

 モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は、アプリ開発の競技会「スマートフォンアプリジャム(SPAJAM)2022」第6回予選の結果を発表した。

 「SPAJAM」は今年で9回目となるアプリ開発のハッカソン。第6回予選大会は10月22日から23日にかけて行われ、「あまい」というテーマのもと、約24時間で全9チームがアプリを開発した。

 最優秀賞を獲得して本選出場が決定したのは、「MADOROMI」を開発したチーム「T-5」。

最優秀賞を獲得したチーム「T-5」。

 「MADOROMI」は、一日のおわりにその日起こったことをチャットで伝えるとAIが受け止め、肯定してくれるアプリ。共感と励ましができるように言語モデル「GPT3」をチューニングし、対話機能を実現。発話機能にはVoiceVoxの「ささやき」を含む音声データを用いた。

 高い技術力によるきめ細やかな作りこみが高く評価されたという。

 最優秀賞の受賞チームは、11月19日に開催される本選への出場権を獲得する。また、全国で行われる予選で優秀賞を獲得したチームの中からも、最大3組が本選に進出できる。