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Google、棒型キーボードを発表――自作できる設計図を公開

 グーグル(Google)は、ユーザーが3Dプリンターなどで自作できる日本語入力環境「Gboard 棒バージョン」を発表した。一般発売の予定はないという。

 「Gboard 棒バージョン」は、すべてのキーが一列に配置されたキーボードで、入力したい文字を端から順番に探すことができる。キーの配列は、一般的なキーボードに近い「1次元QWERTY配列」に加え、ABC順の「ASCIIコード配列」にも対応している。

 グーグルは開発の経緯について、「今回は『キーボード』の『ボー』の部分に着目した」とコメントしている。

 同キーボードは一般に販売されないが、設計図と回路図、ファームウェアなどがオープンソースで公開されている。なお、自作するには、3Dプリンターやプリント基盤加工機が必要だと案内している。