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「povo」本人確認の対応スタッフを増員完了、混雑解消

 KDDIと沖縄セルラーは、14日から続いていた契約申込時の本人確認の混雑について、16日19時ごろに解消したと発表した。

 対応スタッフを増員したことで混雑を解消した。

 povoでは、14日9時ごろから契約の申込みが急増。povo契約時の手続きのなかに含まれるオンラインでの本人確認(eKYC、electronic Know Your Customer)は、最終的に人の目でチェックする必要があり、急増に追いつかず、確認完了まで時間がかかる事態となっていた。

 契約が増えた14日の前日、5月13日には競合他社の楽天モバイルが料金改定を発表。7月から導入される楽天モバイルの新料金プランでは、これまで0GB~1GBで無料とされていた部分がなくなり、月額1078円~3278円へ変更される。

 一方、povoは「素の契約」であれば0円で利用できる。ただし、そのままでは通信速度が128kbpsに制限されるため、快適に使うためには別途、「トッピング」と名付けられた有料のオプションを購入する必要がある。

 また、0円のまま使い続けると、一定期間経過すると、解約されることがある。具体的には有料トッピングの有効期限の翌日から180日間、有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となる場合がある。その場合は、180日以内にトッピングを購入するか、期間内の通話料やSMSの利用料が660円以上となる必要がある。

【2022/05/17 12:51】
 利用停止となる条件について、一部紛らわしい表現がありました。お詫びして修正いたします。