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「Google 検索」で“医療情報パネル”が利用可能に、信頼性の高い情報を提供

 グーグル(Google)は、国内の「Google 検索」において、“医療情報パネル”の表示を開始した。インフルエンザや貧血などの疾患に関して、信頼度の高い情報を見つけやすくするための機能となる。

 「Google 検索」で疾患に関する情報を検索すると、検索結果の上部に、疾患の概要や症状、治療法が表示される。

 これらの情報は、医療・ヘルスケアプラットフォーム「Medical Note」などを運営するメディカルノートによって提供されるもの。医師の監修を受けた信頼性の高い情報となっており、「Medical Note」のリンクからはさらに詳細な情報も確認できる。

 グーグルとメディカルノートは、2020年7月から、グーグルの「Question Hub(クエスチョンハブ)」を用いたコンテンツ制作で協力してきた。この取り組みは、より信頼できる医療情報へのアクセスを支援するためのもの。

 今回の医療情報パネルにおける表示についても、両社で検証・調整が進められたという。

 グーグルは、今回の機能に関して、「人々が医療に関する情報を得やすくするためのものだが、医学的なアドバイスではない」とし、健康上の不安がある場合は必ず医療機関に相談するよう案内している。