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Twitterのウクライナ情勢への取り組み、最新情報

 ロシアによるウクライナ侵略と人道上の危機を受け、ツイッター(Twitter)でさまざまな取り組みが実施されている。

 同社は、情報の信頼性を向上させるために、Twitterルールに違反しているコンテンツは、ツイートレベルまたはアカウントレベルで削除するなどの対応をとっているという。また、誤解の恐れがあるツイートはタイムラインに積極的に拡散せず、ツイートへのリーチを減らすことに注力しているという。

 さらに同社は、モーメントでウクライナでの戦争に関するさまざまな言語のリアルタイムのニュースやリソースを発信するなどして、信頼性の高い最新情報へ簡単にアプローチできるようにしている。

 国家当局関係メディアに関する取り組みに関しては、事実に基づいた信頼性の高い情報にアクセスできるようにするため、「ロシア州関係メディア」などのラベル付けを行っている。この取り組みを拡大し、同社はロシア政府関係メディアのウェブサイトへのリンクを共有するツイートにもラベル付けを開始した。さらに今回、ベラルーシにある複数の国家当局関係メディアアカウントとウクライナにある1つの国家当局関係メディアアカウントへのラベル付けも開始したという。

 また、特に被害に遭いやすいジャーナリスト、活動家、政府機関、政府関係者などのアカウントの乗っ取りや操作による被害を軽減する取り組みも進めている。英語、ウクライナ語、ロシア語でアカウントのセキュリティに関するリソースを公開した。