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KDDIら7者、5G活用による自動配送ロボの公道実験――スマートシティ実現に向け

 KDDIら7者は1月22日から、自動配送ロボットが公道でラストワンマイル配送を行う実証実験などを実施している。西新宿エリアでの同実験では5G通信も活用されており、期間は2月10日まで。

実証実験で用いられている自動配送ロボット

 都の「令和3年度西新宿エリアにおける5Gを含む先端技術を活用したスマートシティサービス(5G等活用サービス)実証事業」への採択を受け、今回の実験が実施されている。

ユースケース検証

 1月22日には、ホテル「ハイアット リージェンシー 東京」の飲食ケータリングサービスと自動配送サービスを組み合わせ、新成人を対象とした実証実験が実施された。

 5Gによる遠隔監視システムも活用され、自動配送ロボットによって飲食物を荷崩れなく配送できたという。

技術・サービス検証

 2月3日~10日まで、自動配送ロボットの社会実装を見据えたサポートサービスの検証が行われている。また、KDDIによる「PPP-RTK方式」の高精度位置測位サービスの有用性検証なども実施されている。

実証実験の様子

今後の展望

 KDDIら7者は、自動配送ロボットによる新たな配送サービス事業の実用化に関して、課題などの洗い出しと対応方針の策定を行っていくとしている。

実証実験を実施している7つの企業・団体
  • ティアフォー
  • 川崎重工
  • KDDI
  • 損保ジャパン
  • 小田急電鉄
  • ホテル小田急
  • 公園財団