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KDDIら6社、港区で「グリスロ」を活用したマイクロツーリズムの実証実験
2021年10月30日 12:00
KDDI、東急不動産、東日本旅客鉄道(JR東日本)、竹芝エリアマネジメント、MONET Technologies(MONET)、kmモビリティサービスは、「都心区における旅行者・居住者向けマイクロツーリズムの実証実験」を11月12日~12月6日に実施する。
本実証実験は東京都港区と連携して実施するもので、港区の浜松町・竹芝エリアと高輪・白金・白金台エリアで「グリーンスローモビリティ(通称:グリスロ)」を運行し、地域の交通課題解決とマイクロツーリズム促進による地域の活性化を図る。
グリーンスローモビリティ(グリスロ)とは
- 「時速20km未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービス」のことを指す
- 環境への負荷が少なく、狭い路地も通行が可能
対象エリアの交通課題
- 豊富な南北方向の移動手段に対し、東西方向の移動手段と移動効率が低い
- 海に囲まれており回遊性が低い(浜松町・竹芝エリア)
- 道幅が狭く急勾配な坂道が多い(高輪・白金・白金台エリア)
実験概要(浜松町・竹芝エリア)
コンセプトは「『行きたい場所へ気軽に行ける』を体験する」。
スマートフォンで配車を呼び出せる「オンデマンドモビリティ」を活用した、ラストワンマイルの移動手段を提供するのが特徴。
期間は11月12日~11月22日で、各日10時~16時の運行を予定している。
主な停留所は、東京タワー、ウォーターズ竹芝、東京ポートシティ竹芝など。
乗車予約は、MONETが提供するスマホアプリを使用するという。