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Qrio、暗証番号・ICカード・立ち止まるだけでドアを解錠できる新製品「Qrio Pad」など発表
2021年11月18日 12:00
Qrioは18日、スマートロック「Qrio Lock」について、新製品「Qrio Pad」(価格は2万2000円)、「Qrio Key S」(6600円)と「Qrio Card」(2200円)を発表した。
Qrio Lockについて
「Qrio Lock」は、スマートフォンやAIスピーカーなどでドアの解錠ができるスマートロック。
玄関などのドアに接着テープを使って固定でき、家の外からスマートフォンやスマートウォッチを使って解錠できるほか、家の中ではAIスピーカーに話しかけるだけで解錠できる。
スマホがないユーザーには「Qrio Pad」
「Qrio Pad」は、スマートフォンなどの解錠方法に加え、専用ICカード「Qrio Card」や暗証番号で解錠できるデバイス。
たとえば、スマートフォンを持たない高齢者や子どもに「Qrio Card」を持たせておくことで、カードを近づけるだけで解錠できる。
また、スマートフォンやカードを忘れて外出した場合や万が一「Qrio Lock」のオートロックで閉め出されてしまっても、暗証番号で解錠できる。
ドアの内側に「Qrio Lock」、外側に「Qrio Pad」を接着テープで固定するだけで利用でき、配線工事などは不要。テープは剥がれにくく後残りしにくい両面テープが付属し、賃貸住宅でも利用できるとしている。
また、通信はBluetooth、電源は乾電池(CR123A×2個)から供給する。電池は予備電池を搭載することもでき、使用中の電池が切れてしまっても予備電池に自動的に切り替わるようになっている。電池持ちは、1日にカードと暗証番号でそれぞれ5回ずつ解錠した場合でも、理論値で1000日以上持つという。
なお、専用ICカード「Qrio Card」は、「Qrio Pad」に1枚付属している。追加購入すれば、複数枚を鍵として利用できる。
「Qrio Pad」の本体サイズは約160.5×56×44.1mm、重さは約197g。
立ち止まりを検知して自動解錠「Qrio Key S」
「Qrio Key S」は、「Qrio Lock」を遠隔で解錠できる専用リモコンキー。「Qrio Lock」と紐付けておくと、「Qrio Key S」のボタンを押すだけで施錠と解錠ができる。
さらに「Qrio Key S」には、ジャイロセンサーが搭載されており、身につけているユーザーの動きを検知し、ドアの前にユーザーが立ち止まると自動で解錠させられる。
「Qrio Key S」の本体サイズは約63×28×12.6mm、重さは約15.6g。