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シャオミ、画面内カメラ採用の「Xiaomi MIX 4」を中国向けに発表
2021年8月11日 13:17
シャオミ(Xiaomi)は、Androidスマートフォンの最新モデルとして「Xiaomi MIX 4」を発表した。中国国内で8月16日に発売される予定で、価格は4999元(約8万5000円)~となっている。
ディスプレイ
Xiaomi MIX 4のAMOLED 3D曲面ディスプレイのサイズは6.67インチで、120Hzのリフレッシュレートと480Hzのタッチサンプリングレートをサポートする。
コーニング(Corning)製の「Gorilla Glass Victus」を採用し、耐久性にも優れる。
インカメラはディスプレイ内に埋め込まれており、ノッチやパンチホールがない形となる。光の回折を最小限に抑えるCUPという技術などが採用されており、インカメラを目立たなくさせるだけでなく、撮影品質の維持も同時に実現している。
カメラ
Xiaomi MIX 4は、背面にトリプルカメラを搭載している。
メインレンズの画素数は1億800万画素(F値1.95、センサーサイズ1/1.33インチ、OIS対応)。4つのピクセルを1つにまとめる4-in-1 スーパーピクセルをサポートし、暗い場所でも明るく撮影できる。
そして、画角120度で1300万画素の超広角レンズ(F値2.2)と、最大5倍の光学ズームおよび最大50倍のデジタルズーム対応で800万画素の望遠レンズ(OIS対応)を備える。
超広角レンズは自由曲面レンズとなっており、超広角撮影時のゆがみが大幅に軽減される。
ディスプレイ内のインカメラの画素数は2000万画素で、こちらも4-in-1 スーパーピクセルに対応する。
通信性能
Xiaomi MIX 4は19本のアンテナを内蔵しており、42のバンドをサポートする。
また、たとえば電車の駅構内やエレベーターの中など、8つの利用シーンに合わせてネットワークを最適化する機能も備えている。
チップセットと放熱設計
チップセットはクアルコム(Qualcomm)製の「Snapdragon 888+」を搭載している。
また、Xiaomi MIX 4には合計表面積が1万1588平方ミリメートルの放熱構造が採用されており、本体の熱を抑える設計となっている。
バッテリー
Xiaomi MIX 4のバッテリー容量は4500mAh。120Wの有線急速充電と、50Wのワイヤレス急速充電に対応する。
充電速度をアップさせるブーストモードを使用した場合、有線充電では15分以内、ワイヤレス充電では28分以内にフル充電できるという。
本体
Xiaomi MIX 4の本体には、セラミックのユニボディが採用されている。本体サイズは162.65×75.35×8.02mmで、重量が225g。
カラーは3種類で、セラミックブラックとセラミックホワイトに加え、宋代の磁器をイメージしたセラミックグレーをラインアップする。
価格など
メモリーとストレージの組み合わせは、8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GBの4種類。価格はそれぞれ4999元(約8万5000円)、5299元(約9万円)、5799元(約9万9000円)、6299元(約10万8000円)。
8月16日から、中国向けにシャオミの公式チャネルを通じて販売される。そのほかの地域での取り扱いについては明らかになっていない。
項目 | 内容 |
サイズ | 162.65×75.35×8.02mm |
重さ | 225g |
チップセット | Snapdragon 888+ |
メモリーとストレージ | 8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB |
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED 3D曲面ディスプレイ 120Hzリフレッシュレート対応、HDR10+ |
リアカメラ | メイン:1億800万画素(F値1.95)、センサーサイズ1/1.33インチ、OIS対応 超広角:1300万画素(F値2.2)、自由曲面レンズ、画角120度 望遠:800万画素、5倍光学ズーム、50倍デジタルズーム、OIS対応 |
インカメラ | 2000万画素 画面内カメラ |
バッテリー容量 | 4500mAh |
急速充電 | 最大120W(有線)、最大50W(ワイヤレス) |
オーディオ | Harman Kardon、ハイレゾ対応 |
カラー | セラミックブラック、セラミックホワイト、セラミックグレー |