ニュース

サムスン、「Galaxy Buds2」「Galaxy Watch4/Watch4 Classic」を発表

 サムスン電子は、ワイヤレスイヤホンの新製品「Galaxy Buds2」と、スマートウォッチの新製品「Galaxy Watch4/Watch4 Classic」を発表した。いずれも8月27日発売とアナウンスされたが、日本での展開については未定。

 価格は、Galaxy Buds2が149.99ドル(約1万6600円)。Galaxy Watch4が249.99ドル(約2万7500円)~、Galaxy Watch4 Classicが349.99ドル(約3万8700円)~となっている。

Galaxy Buds2

 Galaxy Buds2は「2wayダイナミックスピーカー」を搭載しており、クリアな高音と迫力のある低音を楽しめるワイヤレスイヤホン。

 アクティブノイズキャンセリングは、外音の最大98%をカットする。また、外音取り込み機能「周囲の音」モードも搭載しており、必要に応じて3段階で周囲の音を取り込める。

 Bluetoothはバージョン5.2をサポートする。外側に2つ、内側に1つの合計3つのマイクを備えている。

 そのほか、Galaxy Watch4をはじめとしたGalaxyシリーズのデバイスとの連携にも対応しており、イヤホンのモード切替や設定などが簡単にできる仕組み。

 アクティブノイズキャンセリングをオンにした状態で、イヤホン単体で最大5時間の再生が可能。また、イヤホンを充電できるケースとの併用で、最大20時間の再生が実現する。

 カラーリングは、グラファイト、ホワイト、オリーブ、ラベンダーの4色をラインアップする。

Galaxy Watch4/Watch4 Classic

 Galaxy Watch4/Watch4 Classicは、「サムスンバイオアクティブセンサー(Samsung BioActive Sensor)」と呼ばれる3in1のセンサーを備えている。

Galaxy Watch4

 サムスンバイオアクティブセンサーは、光学式心拍センサー(Optical Heart Rate Sensor:PPG)、電気心拍センサー(Electrical Heart Sensor:ECG)、生体電気インピーダンスセンサー(Bioelectrical Impedance Analysis Sensor:BIA)の3つを、1つのチップセットで動かすというもの。

 これによってセンサーの小型化も実現し、本体のデザイン性向上に寄与している。

Galaxy Watch4 Classic

 Galaxy Watch4シリーズでは、新たな体組成分析ツールが利用可能になる。同ツールは、体脂肪率や体内の水分量などの測定をサポートする。わずか15秒の間に、センサーが2400以上のデータを最大98%の精度で取得するという。

 また、睡眠管理機能も強化され、新たにいびき検知機能が追加された。ほかにも、睡眠中に継続して血中酸素濃度を測定する機能などが加わり、睡眠の質の改善に役立てられる。

 新たなUIとして「One UI Watch」が採用されている。Galaxyシリーズのスマートフォンと連携させることにより、設定やアプリなどを同期できるようになる。

 また、サードパーティ製アプリとの連携も強化された。一例として「コンパス」アプリは「Google マップ」との連携に対応しており、外出時などに重宝する。

 バッテリーの持続時間は最大40時間。30分の急速充電で10時間以上の使用が可能になる。また、2時間以内にフル充電ができるという。

 チップセットは、8月10日に発表されたばかりで5nmプロセスの「Exynos W920」を搭載する。

 メモリーは1.5GB、ストレージは16GBとなっている。Galaxy Watch3はメモリーが1GB、ストレージが8GBだったため、いずれも強化された形となる。

 Galaxy Watch4は外装素材としてアルミニウム、Galaxy Watch4 Classicはステンレススチールを採用した。サイズは、前者が40mmと44mm、後者が42mmと46mmをラインアップする。いずれも、BluetoothモデルとLTEモデルを展開する。

 カラーリングは、Galaxy Watch4がブラック、シルバー、グリーン(44mmモデルのみ)、ピンクゴールド(40mmモデルのみ)の4種類。Galaxy Watch4 Classicは、ブラック、シルバーの2種類となる。

Galaxy Watch4
Galaxy Watch4 Classic