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サムスン、「Galaxy Buds Live」「Galaxy Watch3」を発表

 サムスン電子は、「Galaxy Buds Live」「Galaxy Watch3」を発表した。

 どちらもワイヤレス充電対応。たとえば同時に発表された「Galaxy Note20」シリーズのワイヤレス給電機能で、充電することもできる。

Galaxy Buds Live

 完全ワイヤレスイヤホンの「Galaxy Buds Live(ギャラクシー バッズ ライブ)」は、水平方向に内部コンポーネントをレイアウト。人間工学に基づいたデザインで、耳から飛び出すことなく、耳の形にフィットし、一日中装着していても快適とうたう。

 AKGの音響技術を組み合わせ、12mmのスピーカーと低音ダクトで、より豊かな音を楽しめる。

 3つのマイクとボイスピックアップユニットを備えており、ユーザーの周囲の音の環境にあわせ、通話相手の声が聞きやすく、自分の声も相手に聞こえやすく調整する。アクティブノイズキャンセレーション(ANC)機能も搭載する。

 最新のGalaxyデバイスとペアリングすれば、ワイヤレスマイクとして利用できる。

 新機能「Buds Together」で、高音質なまま、友人など他の人と音楽を共有できる。

 Galaxy Buds Liveは、タッチ操作にも対応。音楽再生のほか、スマートフォン側のアプリ起動、メッセージ送信などができる「Bixbyボイスウェイクアップ」を利用できる。

 内蔵バッテリーにより、フル充電の状態から6時間、駆動する。充電ケースを用いることで、さらに15時間駆動する。5分充電すると1時間駆動する。

 8月6日発売と案内されているが、日本での取り扱いは未定。

Galaxy Watch3

 Galaxy Watch3は、高級腕時計のクラフトマンシップを発揮しつつ、健康管理などの機能を備えるスマートウォッチ。新たにチタンモデルも登場する。

 過去のモデルで好評だったという回転ベゼルを採用。ベゼルを回すだけで、ウィジェットを切り替えたり、通知をスクロールしたり、アプリを開いたりできる。

 初代Galaxy Watchと比べ、14%の薄型化、8%の小型化、15%の軽量化を果たした。

 Galaxy Storeでは、8万種類以上のウォッチフェイスを選べるほか、ユーザー自身でデザインし、パーソナライズできる。

SpO2計測と心電図機能

 血液酸素(SpO2)機能として、酸素飽和度の測定とトレース追跡が利用できるようになる。

 また、法的に認可されている市場では、血圧モニタリング、心電図(ECG)の測定値が含まれる「Samsung Health Monitor」が利用できる。心臓に対する何らかの異常を検知した際には、あらかじめ登録した連絡先へSOSを送る機能も備える。

 フィットネス面では、ランニングフォームの分析ができる。走っている最中でもリアルタイムにフィードバックを提供できる。フォームを改善し、パフォーマンスを向上させ、怪我を減らすために、6つの要素のレポートをまとめる。最大酸素摂取量の計測もできる。

 120以上の異なるビデオワークアウトのライブラリを備えたサムスンのサムスンヘルスケアコンテンツなども利用できる。

 このほか、睡眠時の計測もサポート。

 Galaxyデバイスとの連携として、メッセージと画像を扱える自動返信オプションの設定、手首から直接顔文字や写真を簡単に表示する機能が利用できる。

 回転ベゼルの操作で、スマートフォンから好みの楽曲を再生したり、電話着信時に手を握り締めるといった操作で受話できるほか、手首を回転させてアラームや着信をミュートするといったジェスチャー操作もできる

 バンドの大きさとして41mmと45mmの2種類をラインアップ。どちらもLT搭載モデル、Bluetoothモデルがラインアップ。カラーバリエーションは41mm版がミスティックブロンズとミスティックシルバー、45mm版がミスティックシルバーとミスティックブラックの各2種類。

 8月6日発売とアナウンスされているが、日本では未定。
 OSはTizenベースのWearable OS 5.5.防水性能や、MIL規格準拠のタフネス性能をサポートする。