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筑波大学で自動配送ロボットの実証実験、楽天と本田技術研究所

 楽天グループと本田技術研究所は、自動配送ロボットの走行実証実験を開始した。期間は8月31日まで。

実証に用いられるロボット

 ホンダの研究開発を担う、本田技術研究所が開発した自動配送機能を備える車台に楽天が開発した商品配送用ボックスを搭載。筑波大学構内の宿舎周辺と公道を含む約500mを自動走行する。

 通信には楽天モバイルの4G回線を用いており、最大でおよそ650m離れた地点から遠隔で監視されるという。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による支援を受けたもので、楽天モバイルと筑波大学が協働する「5G体験デザイン特別共同研究事業」に先行して実施される取組み。両社は、同実証を通じて、自動配送ロボットを活用した定常的な商品配送サービスの提供を目指すとしている。