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「楽天無人配送」に新ロボット10台導入、配送体制を強化

 楽天グループは、東京都内の一部地域で提供する「楽天無人配送」で新たに米Avride製のロボット10台を導入する。

 新たに導入されるAvride製のロボットは最高速度6km/hで積載容量は54L、最大積載重量は25kg。2月27日から導入を開始し、順次10台まで増やす。楽天グループでは、ロボット増台による配送管理システムの改良やサービス提供の実証実験などを行った。

 2月には、ケーキ店のパティスリーハットやファミリーマート 晴海センタービル店が新たに対象店舗に加わった。対象地域としては、晴海全域と月島1~4丁目の一部、勝どき1~6丁目の一部で、指定できる配達場所の数は90カ所超となった。

 Avrideは、自律走行車を手掛ける米国のスタートアップ企業。同社製のロボットが国内のサービスで導入されるのは初という。