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FCNT、法人向けスマホ「arrows BZ02」を発売――「sXGP」とLTEのデュアルSIM対応
2021年6月10日 06:00
FCNTは、法人向けスマートフォン「arrows BZ02」を8月下旬から発売する。LTE対応で、法人向けとしてsXGPもサポートする。価格はオープン価格。
CPUはクアルコム製のSDM460で、CPU性能は現行機種「arrows BZ01」と比較して約1.5倍、GPU性能は約1.3倍に向上。メモリーは4GB、ストレージを64GB備えている。
ディスプレイは約5.6インチのものを搭載。解像度は、これまでのフルHD+からHD+に下がっているが、これによりCPU負担を大幅に削減し、アプリのレスポンス向上を図ったという。
arrowsシリーズの強靭性は同機種でも備えられており、IPX5/8の防水性能、IP6Xの防塵性能に加え、高強度樹脂材料とユニボディ化、衝撃吸収構造を採用し、落下などの衝撃に耐えられる設計。また、耐薬品性能やハンドソープや食器用洗剤で丸洗いできることで、端末を清潔に利用できる。
通信は、LTE回線に加えて、sXGPをサポート。デュアルSIM対応で、キャリアを選ばないSIMフリー端末であるため、1つの端末で内線外線どちらも利用できる。対応バンドはLTEがBand 1/3/5/8/19/26、3GはBand 1/5/6/8/19に対応。
Wi-Fiは802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz、ステルスAP対応)、Bluetooth 5.0に対応する。
このほか、業務に不要なアプリの削除や起動画面の変更などカスタマイズできる。たとえば、カメラやスクリーンショット機能の制限や、設定変更抑止、パスワードポリシーの設定などを設定することができる。これらのカスタマイズは、本体メモリーに書き込んで提供されるため、端末をリセットしても設定内容が消えないようになっているという。
本体サイズは約148×71×9.4mm、重さは約160g。バッテリー容量は、3600mAh。
カメラはアウトカメラが約1310万画素、インカメラが約800万画素を搭載、生体認証は指紋認証に対応する。
【訂正】
本記事初出時に、メモリー容量を3GBとしておりましたが、正しくは4GBです。修正いたします。