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AWS・Amazon Leo・AT&Tが連携、米国の通信インフラを衛星や大容量ファイバーで強化

 米Amazon(AWS、Amazon Leo)が米AT&Tと協業し、通信インフラの近代化に向けて連携することが明かされた。

 AT&TのファイバーネットワークとAWSのクラウド技術、Amazon Leoの低軌道衛星ネットワークを融合し、法人向けの通信インフラを強化する。

AWS Outpostsへの移行とAI活用

 AT&Tは、複数の自社運用型システムをAWSのハイブリッドクラウドサービス「AWS Outposts」へ移行する。移行プロセスには「Amazon Q Developer」をはじめとするAWSのAIエージェントサービスが活用される。

 サービス運用システムをAWSへ移行することで、インフラ管理の改善とビジネスサポートシステムの近代化を図り、業務効率と安定性の向上を目指す。

大容量ファイバーによるデータセンター接続

 ネットワークの基盤強化として、AT&Tは自社の大容量ファイバーを用いてAWSのデータセンター拠点を接続する。

 クラウドインフラを強化することで、高度なAIアプリケーションを大規模に展開する顧客に対して、AT&Tが安全かつ高性能なクラウドサービスを提供できる体制を整える。

Amazon Leoで通信エリア拡大

 Amazonの低軌道衛星ネットワーク「Amazon Leo」もAT&Tと連携し、3000基以上の衛星で構成されるAmazon Leoのインターネット接続サービスが活用される。

 Amazon LeoでAT&Tの通信エリアを拡大し、法人顧客に対して固定ブロードバンドサービスを提供する。

MWC 2026で共同展示

 AT&TとAWSは、3月2日~5日にスペイン・バルセロナで開催される「Mobile World Congress(MWC)2026」で、両社の協業成果を披露する。

 会場では、AWS Outpostsや生成AIを活用したインフラ刷新の事例紹介のほか、移行プロセス効率化に関するデモが実施される。