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5Gに必要な標準規格の特許保有数、ドコモが通信事業者で世界首位に――サイバー創研調査

 NTTドコモ(以下、ドコモ)は、サイバー創研の調査「5G標準必須特許に関する主要技術・サービスの開発動向について評価・分析」において、5Gサービス提供に必要な5G標準規格の特許保有数が世界で第3位であり、通信事業者の中では世界トップと評価されたことを明らかにした。

 ドコモは、2020年10月の同調査では世界第6位であり、同時点から順位をあげている。

 調査は、情報通信分野の主要プレイヤーが5G標準規格に必須であると国際標準化団体に宣言・報告している特許について、真に5G標準規格に必須の特許であるかを客観的に評価し、現実の5G必須特許の保有数を推計したもの。調査で推計された5G必須特許の保有数は、各企業が5G必須特許と事故申告した特許件数を単純カウントするよりも、正確な5G必須特許の保有数を示すという。

 調査によると、世界1位はサムスン、2位はクアルコム。国内企業ではドコモが世界第3位となったほか、シャープが9位、NECが17位にランクインしている。

5G必須特許の保有状況

 5G必須特許の保有数は、5G規格の標準化活動に参加する企業の技術的な貢献度を示すバロメーターであり、ドコモの技術力が5G規格の標準化活動を牽引していることを示している。

 ドコモは、標準化活動において、通信事業者として最多の5900件の技術提案を行い、5G標準規格として採用された累計約1300件の技術を5G必須特許として宣言している。

 たとえば、自動車から通信ヘットワークへの通信や、自動車から他の自動車への車車間通信の優先度を柔軟に制御し、5Gの特徴である超高信頼・低遅延通信を実現するV2X、また通信端末から多数の基地局へ円滑な通信を行うために必要な情報をタイムリーに通知し、より高速・大容量な5G通信を実現するMIMOなどの提案および必須特許の宣言を行っている。

5G標準化主要プレイヤーの技術提案数