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mineoが新料金プランやキャンペーンを発表、本誌まとめ
2025年2月4日 00:00
マイピタに50GBプラン追加、マイそくでは通信速度向上
発表の場には、オプテージ モバイル事業推進本部 モバイル事業戦略部長の松田守弘氏と同 チームマネージャーの前田圭介氏が登壇。新プラン提供の背景を説明した。「マイピタ」では、大容量の「50GBコース」を新設。「マイそく」では「マイそく プレミアム」の通信速度を、従来の32Kbps~3Mbpsから200Kbps~5Mbpsに向上した。
松田氏は、背景にスマートフォンの月間平均データ使用量の伸びがあることを説明。オプテージの調べによると、20代ユーザーのうちおよそ3人に1人が31GB以上の月間データ通信容量を契約していることがわかっている。30代以上の年齢層でも、大容量プランの需要は一定数あり、今後もデータ使用量は増加することが見込まれる。
そこで、mineoでは「ちょっと未来のあたりまえ」として、50GBプランを提供する。大容量のデータを使えるというだけではなく、特徴的な「パスケット」や「夜間フリー」「パケット放題 Plus」といったオプションを無料で使える。
さらに、無制限プランであるマイそくでは、最上位のマイそく プレミアムの通信速度が向上。通常は最大5Mbpsで利用でき、平日昼でも最大200Kbpsに通信速度が向上した。200Kbpsであればアプリ通話やスマホ決済も問題なく利用できるという。
スローガン一新
2025年のスローガンは「やっぱり、mineoがいい。」。松田氏は「これからもmineoらしさを大切にしながら、進化を続けてmineoの良さを感じてもらい『やっぱり、mineoがいい』と思ってもらえるようにサービスを提供する」と話した。同社によれば、mineoの回線数は2024年12月末時点で、133万回線を突破した。
MNO各社がサブブランドで30GB帯を強化する動きがあるが、mineoではもともと20GBプランがあるうえにオプションで使い放題化もできることから大きな影響は受けていないという。今回の新プランの投入は、先々の需要を想定した対応ということになる。
独自のコミュニティサービス「マイネ王」は登録者数87万人を超えた。記念して「謎解きゲームイベント」が開催される。期間は2月27日~3月13日。オフラインとオンラインの謎解きを融合したもので、参加者同士が協力してミッションクリアを目指す内容という。
松田氏は「mineoらしさを大切にしながらニーズに合った、新しいサービスを提供して『やっぱり、mineoがいい』と思ってもらえるmineoを目指す」と語った。mineoでは、新プラン開始にあわせて各種キャンペーンの実施も予定している。