パナソニックホールディングスは、セルラー通信(携帯電話通信)の必須特許について、シャオミとOPPOを複数の国で提訴したと発表した。ドイツ、英国、新設された欧州統一特許裁判所、そして中国で関連訴訟が進むという。
パナソニックの発表では、同社が保有するW-CDMA方式(第3世代/3Gで主流だった携帯電話向け通信規格)や、LTE方式(第4世代/4G)で、必須特許を保有。複数の企業とライセンス契約を締結している。
これまでにシャオミやOPPOと数年間にわたり交渉してきたが、合意に至らず提訴することになった。パナソニックにとって、提訴が必要と判断した初めての事例になるという。