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京セラ、KDDI株の売却期間を短縮 今後2年で1/3売却へ

 京セラは、同社が保有するKDDI株の売却期間を当初の予定の5年から2年に短縮する。

 3日に公開された京セラの決算資料によれば、今後2年間で保有する1/3程度のKDDI株を売却する。KDDI株売却の方針を示した2024年10月当初は、売却期間は今後5年間とされていた。現時点での株価水準で5000億円規模となり、以降も継続的に縮減していくとしている。

 KDDI株の売却は資本戦略見直しの一環。京セラは2024年9月末時点でKDDI株を16.61%保有する筆頭株主。KDDIの前身のひとつであるDDI(第二電電)は、京セラ創業者の故・稲盛和夫氏が中心となって設立された。