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ソフトバンク新社長宮川氏「総合デジタルプラットフォーマーになっていく」

ソフトバンク第3四半期決算会見

代表取締役社長執行役員兼CEOの宮内 謙氏(左)と代表取締役副社長執行役員兼CTOの宮川 潤一氏(右)

 ソフトバンクの代表取締役副社長執行役員兼CTOの宮川 潤一氏は、4日の同社第3四半期決算会見において、4月からの新体制に対する意気込みをコメントした。

 2021年4月から、現在代表取締役社長執行役員兼CEOの宮内 謙氏は代表取締役会長に、代表取締役副社長執行役員兼CTOの宮川 潤一氏は代表取締役社長執行役員兼CEOに就任する。

 新たに社長に就任する宮川氏は、インターネット黎明期の頃の自身の取り組みを踏まえ、「総合デジタルプラットフォーマーになっていく」と意気込みをみせた。

代表取締役社長執行役員兼CEOに就任する宮川 潤一氏

宮川氏

 インターネットは、特別な人が使うものからみんなが使うものにしたいと思い、ヤフーBBで通信事業の入り口を開けた。

 今、ほとんどの人のポケットには、スマートフォンがあり、インターネットにアクセスできるという環境が整ってきている。

 これから、5Gの時代が始まろうとしている。5Gの時代は(これまで行ってきた)ネットワークだけでなくプラットフォームの事業を始めることになった。ユーザーが接続する通信インフラの顔というこれまでの事業から、MEC(Multi-access Edge Computing マルチアクセスエッジコンピューティング)などのプラットフォームをつくっていく時代。我々は、構造を理解し“総合デジタルプラットフォーマー”になっていく。

 (現社長の)宮内氏は、ヤフーやLINE、ZOZO、PayPayの事業で種まきをしてくれたと思っている。今後も、(新規事業開拓を)会社の社業として推進し、新しい常識をつくりたい。

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