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ソフトバンクGの孫氏、宮川新社長に「これから成長させてくれると期待」

通信事業には「値下げばかり」と漏らす場面も

 「宮川くんは志をともにする同志。Beyond Carrierを大きく広めると信じている」――そう語ったのは、ソフトバンクグループ代表取締役社長の孫正義氏。同社の2020年度第3四半期決算説明会で、傘下のソフトバンク株式会社の代表取締役社長として、4月、新たに宮川潤一氏が就任することについて、質疑応答で問われてのコメントだ。

ソフトバンクグループの孫氏

 孫氏は、ソフトバンクについて「創業以来の仲間はほとんどそちらの会社にいる。魂の根源でもある。創業者として大切にしていきたい」とその想いをあらためて語る。

 その上で、同氏は「宮内(謙氏、ソフトバンク現社長)は創業2~3年目からずっと一緒にいて、40年近いパートナー。宮川くんも20年近く、Yahoo!BBのときからともに戦ってきた、志をともにする同志だ。僕が若干兄貴分かもしれないけど、こうしよう、ああしようという意見交換をしょっちゅうしている」と述べ、明日9日も、PayPayの今後について議論する予定であることを明らかにする。

 ソフトバンクの経営陣について、「これからも深く、キラキラ輝くようなプロジェクトをいくつもやっていく仲間だ」と評した孫氏は、「5G/6Gとさらにネットワークも進化すべきで、(宮川氏は)単なる通信、料金問題だけに終わらないような、その上に乗るAI革命、デジタル革命を進めるキャプテンだと思う。支えるメンバーとして、榛葉くん(淳氏、ソフトバンク副社長)や今井くん(康之氏、ソフトバンク副社長)、エリック・ガン(専務執行役員)、青野くん(史寛氏、専務執行役員)がいる。Beyond Carrierという部分を大きく広めてくれると信じている」と語った。

 このほか、ソフトバンクについて、孫氏はプレゼンテーションのなかで「通信事業者だけやっていると『早く値下げしろ早く値下げしろ』ばっかりしかこない」と漏らす場面もあった。

ソフトバンクビジョンファンドの投資先の事業を、ソフトバンクやヤフー、LINEを通じて日本でも展開
ソフトバンクが進めるBeyond Carrier戦略